超空洞からの贈り物

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6500万年前の恐竜大絶滅で新説、原因はデカン火山活動

2009年05月13日 18時21分32秒 | Weblog
6500万年前に起きた恐竜大絶滅の原因となったのは現在のユカタン半島に落下した巨大隕石だとする学説がこれまでは一般的だったが、ここにきて6500万年前に起きたとされるデカン火山活動(Deccan Volcanism)が原因だとする説が古生物学者の間で改めて注目を集めてきている。

 6500万年前に起きたデカン火山活動とは、現在のデカン高原を形成するに至った大規模な火山活動を示す。

 恐竜デカン火山活動絶滅説を唱えるプリンストン大学のゲルタ・ケレーラ(Gerta Kellera)教授が最近発表した論文によると、ユカタン半島に落下した巨大隕石は地球の生態系にはほとんどなにも影響を与えなかったとした上で、デカン火山活動によって噴出した大量の火山灰が太陽光を遮り、広範囲に渡る酸性雨現象を起こしたことが、6500万年前を契機にして恐竜が急速に衰退を起こした原因だと述べている。

 6500万年前に地球規模で起きた変動は現在に至るまでK-T境界と呼ばれる地層で間近に見ることが可能。

 このK-T境界を形成した原因はユカタン半島に落下した巨大隕石だとする見方が一般的だが、デカン火山活動がK-T境界を形成した原因だとする研究者も少なくなく、一時期は優勢を極めた恐竜隕石絶滅説も、ここにきて再検討を迫られる事態となってきている。


大規模で複合的な要因があって…ってことじゃダメなの?
これだけが原因!!ってわけじゃないとも思うんだけどね。

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