毎年ジュネーブショーに個性的なコンセプトカーを出展することで知られているスイスのチューナーであるリンスピードは、3月3日に開幕するジュネーブ国際自動車ショーで、乗員数に合わせてボディ形状が変化する電気自動車のコンセプトカー、iチェンジ(iChange)を世界初公開する。
iチェンジは、前ヒンジの大きなキャノピーを備えたスポーツEVで、通常は車輌の中央にドライバーが着座するシングルシーターのスポーツカーとして設計されている。しかし、キャノピーは電動昇降機能“トリックテール”により後部を持ち上げると、運転席後方左右に備わる2脚のシートが使用可能になる。つまり、iチェンジは必要に応じて3シーターのコミューターとしても使用できるのだ。
優れた空力性能を実現したiチェンジのボディサイズは、全長4280mm、全幅1800mm、全高1035mmとコンパクト。ホイールベースは現在のBセグメント・モデルより短い2385mmとなっている。車輌重量はわずか1050kgと軽量だ。
パワートレインは、最高出力204ps/4500r.p.m.、最大トルク37.7kg-m/0~3000r.p.m.の電気モーターと6M/Tで構成。6M/Tはスバル・インプレッサWRX用をベースにしたものを組み合わせた。バッテリーは定格電圧576Vのリチウムイオンバッテリーを搭載する。
この結果、iチェンジは0~100km/h加速4.2秒、最高速度220km/hという優れたパフォーマンスを達成。ちなみに、航続距離は90km、フル充電に要する時間は3時間。バッテリーはシャープ製の大型太陽電池パネルを用いて充電することも可能だ。
大型キャノピーには太陽電池パネルを搭載。バッテリーに電力を供給するほか、夏場には車内換気用ファンに電気を供給して車内温度上昇を防ぐ。シートにはハイテクウールなど再生可能な素材を用いた。エネルギー消費量が少ない走行ルートを表示する機能を備えたハーマン・カードン製次世代情報エンターテインメントシステムも採用している。
iチェンジは、前ヒンジの大きなキャノピーを備えたスポーツEVで、通常は車輌の中央にドライバーが着座するシングルシーターのスポーツカーとして設計されている。しかし、キャノピーは電動昇降機能“トリックテール”により後部を持ち上げると、運転席後方左右に備わる2脚のシートが使用可能になる。つまり、iチェンジは必要に応じて3シーターのコミューターとしても使用できるのだ。
優れた空力性能を実現したiチェンジのボディサイズは、全長4280mm、全幅1800mm、全高1035mmとコンパクト。ホイールベースは現在のBセグメント・モデルより短い2385mmとなっている。車輌重量はわずか1050kgと軽量だ。
パワートレインは、最高出力204ps/4500r.p.m.、最大トルク37.7kg-m/0~3000r.p.m.の電気モーターと6M/Tで構成。6M/Tはスバル・インプレッサWRX用をベースにしたものを組み合わせた。バッテリーは定格電圧576Vのリチウムイオンバッテリーを搭載する。
この結果、iチェンジは0~100km/h加速4.2秒、最高速度220km/hという優れたパフォーマンスを達成。ちなみに、航続距離は90km、フル充電に要する時間は3時間。バッテリーはシャープ製の大型太陽電池パネルを用いて充電することも可能だ。
大型キャノピーには太陽電池パネルを搭載。バッテリーに電力を供給するほか、夏場には車内換気用ファンに電気を供給して車内温度上昇を防ぐ。シートにはハイテクウールなど再生可能な素材を用いた。エネルギー消費量が少ない走行ルートを表示する機能を備えたハーマン・カードン製次世代情報エンターテインメントシステムも採用している。