超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

DELLが「MacBook Air」以上の超薄型軽量ノートPCを格安で発表か?

2009年01月01日 17時22分14秒 | Weblog
どうやらデルのティザー広告らしい、新ブランドのノートPC到来を予告する特設サイト「Adamo by Dell」が、2008年末に突如として現れましたよ。詳細が明らかにされるのは、間もなく行われる正式発表を待つ必要がありそうですが、でもどうやら、あのアップルから超薄型軽量ノートPC「MacBook Air」がリリースされ、いろんな意味で話題になった2008年の衝撃を打ち破る、なかなか気合いの入った製品が誕生するようです。

現時点までに把握できた情報を、ザッと続きに列挙しておきますので、どうぞご覧ください。


「Adamo by Dell」の存在を、いち早く突き止めたニューヨークタイムズのAshlee Vance記者は、デルのコンシューマーセールスマーケティング担当副社長のMichael Tatelman氏へと、突撃インタビューを敢行! いきなりAdamoの実態を探る質問を浴びせられ、さすがに不意を衝かれたのか、Tatelman氏は、思わず口をポカ~ンと開けて、ちょっと目をさまよわせつつ、でも確かにこう答えてくれましたよ。

「これまでのデルのブランドイメージからは、大きく飛躍したものとなる、人々の心をつかんで離さない製品の投入が求められている」

う~ん、なんとも意味深な発言ですよね。

実はすでに、デルが、韓国のLG Displayおよびサムスン電子に対して、あのMacBook Airが採用しているのと同じ、薄さ3.5mmの超薄型液晶パネルの発注を完了しており、これをAdamoに搭載して発売する準備が着々と進められているとの情報も入ってきていますよ。

また、単にMacBook Airの後追い製品を投入するのではなく、よりデザイン面で洗練された、さらに薄くて軽いモデルに仕上げられると伝えるニュースも流れ始めているようです。ブラックとシルバーが基調となる、シックなツートンカラーのデザインで完成すると、レアな製品画像をリークする動きも見られています。

いずれにしても、もっともぼくたちにとって気になるのは、リサーチ会社のEndpoint TechnologiesのRoger Kay社長が語った、こちらのコメントでしょうか。

「デルがアップルとは異なるメリットとして、最大限に強調して打ち出せるのは、低価格路線であることは間違いない。Adamoでは、MacBook Airを超える製品を、軽く400ドルは安くして発売してくるだろう」

これがもし本当だとしたら、Windowsユーザーにとって、これほどうれしいことはありませんよね。Adamoに「Leopard」をインストールしちゃって、MacBook Airも顔負けの超薄型軽量マックを提供する”Hacintosh”だって、夢ではないかもしれません…

いずれにしましても、取りあえず、一連のAdamoを巡る騒ぎに対して、デル広報担当のBob Kaufman氏からは、次のようなコメントが出されています。

「弊社としましては、単なる推測が流れていることに、正式なコメントを出すことはありません」

ふむふむ、あの「Adamo by Dell」の特設サイトを立ち上げ、”間もなく登場だ!”なんてアピールしておきながら、知らぬ存ぜぬを決め込むのもどうかなとは思いますが、これはにわかに、Macworldに続くCESの開催が楽しみになってきましたね。

最新の画像もっと見る