『うろおぼえ駅弁旅』特別編１・じゅうじゅう亭／新大阪駅

　うろおぼえ、といっても今回の特別編は今月行ったばかりなので、あんまりうろおぼえ過ぎるといかんのでござりますが…。
　ワシ、別のペンネームでの作品で某イベントに呼んで頂きまして、西日本の某市まで、新幹線での往復交通費などを貰いました。その金額を途中、在来線に乗ったりして切り詰めて数千円（食費入れてもこんなもんで澄みました）足して、３年以上も凍結したままになっている、ＪＲ西日本の乗りつぶしを進めよう、と決めたのであります。中国地方を乗りつぶすのは、何しろ本数が極端に少ないところも多く、非常に難しいので、この機を逃すな、というわけです。
　まずは新幹線『のぞみ』で新大阪へ。普通ならそのまま『のぞみ』に乗ってりゃいいわけですが、ここはあえていまは東海道新幹線から撤退しているあの５００系の『こだま』に乗り換え。５００系についてはマンガ『撮り鉄ニッポン』を参照して下され。
　これに乗り換えるときに新大阪で購入したのが写真の『じゅうじゅう亭』写真では青く写っている窓の部分に焼き肉が透けて見えるのでござります。パッケージの説明には『りんごと赤ワインの和風仕立ての特性ソースにじっくり漬け込んで、焼き肉にとことんこだわってみました』とある肉が、うまい！　しかも量もけっこう多くて、これで８５０円は安い！
　車窓は雨模様ながらも、弁当は満足しながら新神戸、西明石、姫路（ここで修復工事中の姫路城をすっぽり覆っているはずの『箱』を見ようと思ったけど雨もあり確認出来ず）、相生、岡山、新倉敷、福山（駅前の福山城は『転校生』のロケ地だな～）、新尾道（お～い、さびしんぼう！）、三原、新広島、広島、新岩国、徳山と、ときどきしばらく停車しながら新大阪から４時間近くかかって新山口に到着。
　ここから在来線に乗り換え、３年半ほど前に岩徳線西岩国で錦帯橋を見ているうちに１本乗り遅れたためにそのとき乗り潰すことができなかった小野田線の“本山線”雀田ー長門本山駅までを完乗（２駅だけど）。しかしそのときの乗客はワシを含めてたったの５人。うち２人が鉄道マニア風（ワシはマニアではありません…ありませんって！）でした。なんだか心配になりますな…。長門本山駅は改札もなく、すぐ前が海でした。雨は上がっており、かるい夕焼けでした。
　その日はイベントのある某市に宿泊したのでありました。（つづく）

ヤーコンしゅうか～く・その３

３株でこんなに収穫できました。ばっちゃんはきんぴらにしたりして食っております。近所の人にもいくらかお裾分けしました～。