ブラック系ファミリー４コマ『あたし悪子ちゃん』たった一本どぇ～す

『旧りんごちゃん』に続いて、なぜかやっぱりカサネタでした…。
　赤フキダシ「カサよこしな」（２０１１年１１月２５日の投稿）

『うろおぼえ駅弁旅』特別編２・ビックリたこめし／広島駅

　某市のホールにて自作の詩の朗読という、慣れないことをして精神的疲労をしたあと、その日は広島に宿泊。夕食は、別に広島カープのファンではないのですが、カープ鳥という焼き鳥屋でとりました。焼き鳥がいちいち広島の選手の名前になっているのには困惑しましたが、うまかったです。
　翌日、駅で『ビックリたこめし』（１０５０円）という駅弁を購入。蛸壺風の容器に入っている『ひっぱりだこ飯』というのもあって、それも食ったことがありますが、今回は『ビックリ』の方でござります。
　弁当を用意すると、まずは芸備線に乗車。平日だったので、高校生で一杯で座れませんでしたが、おそらくすぐに学校のある駅になってガラ空きになるだろう、と踏んでいると、そのとおりになりました。途中の車内から、青空に山を背にして土手を自転車で走る高校生たちと並走するかたちになりまして、『青い山脈』のようだ、と思いました。
　芸備線の終点、三次からいよいよ未乗区間の三江線へ。乗客はワシを含めてたったの５人。廃線になるかもしれないので、早めに乗っておかねばならんのであります。
　一両編成のディーゼル列車は川沿いを恐る恐る、という感じでゆっくり進みます。近年、事故や災害があったとのこと。山々は紅葉には少し早かったけれども、今ごろはちょうど美しいのだはないでしょうか。そういえば２、３日前、このあたりでやや強い地震があったようだけれども、大丈夫だったのかなぁ。
　駅弁は川を見ながら、車内で食べました。たこの柔らか煮とたこめしがメーンですが、個人的にはたこの唐揚げがもっと入っているともっとよかったなあ。
　駅弁を食べ終わった頃、地元のじいちゃん、ばあちゃんが乗車。もちろん病院に行くのであります。廃線になったらこの人たちも困るだろう。車窓風景もいいし、なんとか存続してほしいものでござります。
　さて、この列車は石見川本止まり。この先への次の列車は１時間４０分後。ワシは仕方なしに、街をぶらぶらしたりして過ごしました。
　１時間４０分後、改札を入るとき、駅員さんが三江線のリーフレットをくれました。記念になります。ありがとうございます。
　乗客はワシの他にはたったの１人。知り合いに見送られておりました。そして乗った車両は、結局さっきまで乗っていたのと同じ車両でした。
　そしてまた、川沿いをおそるおそる動いて、やがて日本海が見えてきました。終点の江津駅であります。途中、何人かは乗ってきましたが、三次から江津まで乗っていたのはワシ１人でした。（つづく）

柚子色付いてき～た

　柚子が色付いてきました。一昨年はかなり多く実ったのですが、去年は少なめ。そして今年はその中間、といったところです。冬至の風呂には浮かべたいところです。