ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

“巨費”をかけて全国の鉄道路線を温泉や食べ物とともに紹介…うろおぼえマイマンガ『各駅停車ぶらり旅』

2012-09-17 11:57:13 | うろおぼえマイマンガ
 週刊漫画TIMS(芳文社)掲載 たぶん2003年秋~2008年春頃まで おおむね4~6ページ

 『わし流プロレス絵ンマ帳』『風流温泉ひとり旅』に続く3度目の単行本を目指して、採算度外視した全国取材(おもに『青春18きっぷ』と『北海道&東日本パス』を利用)を慣行した旅情系ギャグ漫画。
 取材費の出なかった『プロ絵ン』『風流温泉』と違って、1ページあたり3000円の費用を貰っていたのは非常にありがたかったが、それも4ページと6ページでは全然違ってくるので、6ページと聞くと喜んだものである(オーバーした分は当然、自腹)。
 が、途中から、取材旅行費用中、最も削っていた「食べ物」をひとつ紹介して、との指示が出たため出費がややかさむことに。
 また、「単行本になるってこともあるかもしれないから写真も撮っといて」とも言われたため、おもいきって一眼レフ購入、荷物は重くなる。特に三脚は邪魔でしょうがなかった。
 ローカル線は極端に本数が少ないこともありがちなので「撮ったら乗れない、乗ったら撮れない」ことから当初は駅撮りやその近くなどで済ませていたものの、いわゆる『お立ち台』などにも出かけて行かなければならなくなり、当然取材時間も長くなった。岩手山を背景として花輪線の雪原を走る引退真近のキハ58系国鉄カラーの雪景色がどうしてもほしかったから行ってみたところ、その年は雪が少なかったために、後からもう一度出かけたこともある(「もう一度行け」とは言われたわけじゃなかったのですが…)。
 そんなこんなの甲斐あって、単行本化は会議にかけてもらったのだが、結局、実現に至らなかったのはまことに残念なことである…。

 とはいえ、またこうした機会がもられば、旅関係のマンガは描いていきたいものです。
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