ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

新企画! いらすと版てつたび~いんぐ/久大本線天ケ瀬温泉駅付近

2012-09-21 12:28:55 | いらすと版てつたび~いんぐ&ぼ絵ム
 予定が書き込んである当時のカレンダーを見ると、2006年9月上旬のこと。マンガ『各駅停車ぶらり旅』の取材で『青春18きっぷ』『ムーンライトながら』それに大分~大阪のフェリーなどを使って瀬戸内海沿いの呉線(追加撮り鉄)と九州の久大本線に行きました。

 久大本線では河童の形をした駅舎の田主丸や、古い町並みの残る筑後吉井で下車。その次に下りた駅は天ケ瀬温泉駅でした。
 もちろん目的はよく雑誌などに載っている、河原の大きな露天風呂。が、この日は修復中か何かなのか、青いビニールシートに覆われていて入湯不可能。
 なので向こう岸の“駐車場のすみっこにある露天の”小さな共同浴場に入ったのでした。そこでは先客の地元(たぶん)のおじいさんが、ワシにはまったくわからない方言で(ごるばちょふ…などと聞こえた)何かを説明して風呂を上がっていきました。
 ワシとしては「ああ、ど~も~…」ってな感じでテキトーに愛想笑いして送り出したわけですが、おそらく「お湯が熱かったらこのパイプを開けて水を出してうめるといい。でも風呂から上がるときはまたもとに戻しておくように」という意味だったのでしょう。
 最近は高校生などの口からは、どこへ行っても標準語、というよりは“テレビで話されている言葉”ばかり聞きますが、このように前後の状況などから推測しなければわからないほどの方言を聞くと、正直、うれしいですね。

 イラストは天ケ瀬温泉駅近くの鉄橋で撮り鉄をしていたときのイメージです。
 
 
コメント
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