週刊『漫画ゴラク』(日本文芸社)掲載・単行本も同社・オムニバスのコンビニ廉価本は宙出版 6ページ前後を1999年~2001年に不定期連載
『わし流プロレス絵ンマ帳』『わし流ダービー日記』に続く、かなりの予算を懸けた“温泉ルポ漫画”、渾身の連載。プロレス、競馬、戦国史跡、登山、花火大会、文学などをからめた全国にわたる取材は97パーセント自腹である。もともとは編集部への持ち込みであったため、「どうか予算を下され」とはとても頼める雰囲気ではなかったのである。
が、その甲斐あって写真も入った単行本化が実現する。多少の間違いがあるが、内容としては相当の自信がある、つもりである。
しかし、売れなかった。『プロ絵ン』のときと同じく、「2巻目はいつ出るの?」といろんな人に聞かれたが、あいまいな微笑で答えるしかなかったのである。いまでは手に入れるのは難しいとおもわれるが、もし古本屋で売っていたとしたら値段は105円であろう…。
しかしこの本のおかげで『TVチャンピオン』に参加し、堂々の3位入賞。また、数年後には他の漫画家さんとのオムニバスとはいえ、3度にわたってコンビニ廉価本になっている。
なお編集部への持ちこみ時、主役は“ワシ”ではなくフースケくんであった。その作品は当ブログの『旅のマンガ』で読める。『風流温泉』の草津の回は、ほぼそっくりそのまま主役が違っているだけである。
してみるとこの作品の陰の功労者はフースケくんということになるのである…。
『わし流プロレス絵ンマ帳』『わし流ダービー日記』に続く、かなりの予算を懸けた“温泉ルポ漫画”、渾身の連載。プロレス、競馬、戦国史跡、登山、花火大会、文学などをからめた全国にわたる取材は97パーセント自腹である。もともとは編集部への持ち込みであったため、「どうか予算を下され」とはとても頼める雰囲気ではなかったのである。
が、その甲斐あって写真も入った単行本化が実現する。多少の間違いがあるが、内容としては相当の自信がある、つもりである。
しかし、売れなかった。『プロ絵ン』のときと同じく、「2巻目はいつ出るの?」といろんな人に聞かれたが、あいまいな微笑で答えるしかなかったのである。いまでは手に入れるのは難しいとおもわれるが、もし古本屋で売っていたとしたら値段は105円であろう…。
しかしこの本のおかげで『TVチャンピオン』に参加し、堂々の3位入賞。また、数年後には他の漫画家さんとのオムニバスとはいえ、3度にわたってコンビニ廉価本になっている。
なお編集部への持ちこみ時、主役は“ワシ”ではなくフースケくんであった。その作品は当ブログの『旅のマンガ』で読める。『風流温泉』の草津の回は、ほぼそっくりそのまま主役が違っているだけである。
してみるとこの作品の陰の功労者はフースケくんということになるのである…。