買い物に行った先で、見覚えのない女の子に声をかけられた。
茶髪の巻き髪で、大きなプレゼントを抱えた彼女は、満面の微笑みをひっさげて、「かなえさんですよね~!?」と小走りでやってきた。
???
ごめん。人の顔は覚えるほうなんだけど…。
聞けば、私が働いていた会社(←昨夏やめた所)で5~6年前にバイトしてたそうで…。
「でも、ひと月位でなんとなく行かなくなっちゃったんですぅ~」
って(笑)
ハハ。そりゃさすがに覚えてないかも(笑)
私は、決して愛想も良くないし、こと前職場においてはバイトの子たちと和気あいあい♪って立場にはなかったのに、
なんだろう?
この親し気な感じ。
「子供の誕生日プレゼントなんですよ」
嬉しそうで、ちょっぴり自慢気。
若く結婚、出産して、
「育児ノイローゼみたいになっちゃって、気づいたら飛び降りてて、脚が両方折れちゃって大変でしたー」
いやいや…なぜそんな話を?
未だ、病んでいるのか?
結局、私は彼女のことを思い出せなかった(し、今も思い出せない)けど、久しぶりに会えて嬉しいです~(*≧∀≦*)のテンションでまくしたてる彼女の話をひとしきり聞き、
「生きていて良かった。今が幸せそうで良かった。娘ちゃん、誕生日おめでとう。」
と、ありきたりの台詞をかえした。
だって、なんて言ってあげたら良いのかわからなかったから。
別れ際、
「今思うと適当にバイトやめちゃって、申し訳なかったです。あまり一緒にならなかったけど、何故かかなえさんのことはすぐわかりました。逢えて良かったです!」
なんかわからないけれど、
ほっこりした。
何があり、どんな思いがあるのかわからないし、あるいは彼女は何にも考えてすらいないのかもしれないけれど、
それでも、
「逢えて良かった」
は
「生きていて良かった」
に聞こえた。
来年の今頃も、プレゼントを抱えて微笑む幸せが、そこにあればいいな…と願います。
茶髪の巻き髪で、大きなプレゼントを抱えた彼女は、満面の微笑みをひっさげて、「かなえさんですよね~!?」と小走りでやってきた。
???
ごめん。人の顔は覚えるほうなんだけど…。
聞けば、私が働いていた会社(←昨夏やめた所)で5~6年前にバイトしてたそうで…。
「でも、ひと月位でなんとなく行かなくなっちゃったんですぅ~」
って(笑)
ハハ。そりゃさすがに覚えてないかも(笑)
私は、決して愛想も良くないし、こと前職場においてはバイトの子たちと和気あいあい♪って立場にはなかったのに、
なんだろう?
この親し気な感じ。
「子供の誕生日プレゼントなんですよ」
嬉しそうで、ちょっぴり自慢気。
若く結婚、出産して、
「育児ノイローゼみたいになっちゃって、気づいたら飛び降りてて、脚が両方折れちゃって大変でしたー」
いやいや…なぜそんな話を?
未だ、病んでいるのか?
結局、私は彼女のことを思い出せなかった(し、今も思い出せない)けど、久しぶりに会えて嬉しいです~(*≧∀≦*)のテンションでまくしたてる彼女の話をひとしきり聞き、
「生きていて良かった。今が幸せそうで良かった。娘ちゃん、誕生日おめでとう。」
と、ありきたりの台詞をかえした。
だって、なんて言ってあげたら良いのかわからなかったから。
別れ際、
「今思うと適当にバイトやめちゃって、申し訳なかったです。あまり一緒にならなかったけど、何故かかなえさんのことはすぐわかりました。逢えて良かったです!」
なんかわからないけれど、
ほっこりした。
何があり、どんな思いがあるのかわからないし、あるいは彼女は何にも考えてすらいないのかもしれないけれど、
それでも、
「逢えて良かった」
は
「生きていて良かった」
に聞こえた。
来年の今頃も、プレゼントを抱えて微笑む幸せが、そこにあればいいな…と願います。