10月15日(木)市民大学後期講演会 第5回
チベット出身声楽家 バイマーヤンジンさんの講演会に行ってきました。
【チベットと日本 異文化を超えて】
正直言うと全く存じ上げない方だったのですが、チベットの山奥から苦労して大学まで進み、声楽家となり、日本に嫁いできたバイマーヤンジンさん。
現在はチベットへの学校建設、さまざまな場所でのチャリティーコンサート、教育支援など多様な活動をされている方だそうです。
チベットの民族衣装だという、とてもきらびやかで美しい衣装を身にまとっての登壇です。
講演は専門ではないので、ついつい話がそれてしまうのですが、感情豊かな話っぷりで言わんとすることは、とてもよく伝わってきました。
「言霊の力をとても強く信じている」とおっしゃる通り、感情にうったえるタイプの方です。さすが音楽家。
チベットでの貧しい生活。
苦労した学校時代。
いじめ。
日本人との結婚。
日本での生活。
共に暮らす、とても派手で元気なお姑さん。
「日本は素晴らしい、恵まれている、チベットとはちがう」と羨んだバイマーさんに、
「日本だって、ずっと幸せな生活してるのと違う。戦後の焼け野原を必死ではい上がってきたんだ。日本にできてチベットにできないことなんかあるかっ。愚痴愚痴言ってないで何かしたらどう?」
と発破をかけてくれたそう。
一番尊敬している女性はこの、お姑さんだそうです。
「お姑さんの話だけであと3時間はいける」と笑っていました。
ともかく、日本にきて幸せを手にした彼女は、やはり教育の大切さを強く感じたそう。それが現在の彼女の活動につながっているんですね。
「異文化を知ったうえで、自分の文化をどう見直すかが大事」
難しいことです。素直にうけいれる心の美しさと、強さが必要です。
結局話はまとまらないまま、後半はバタバタとまくしたてるように話を進め、結局時間を5分ほどオーバーしてまで語ってくれたバイマーさんでした。
そして、最後に一曲だけ…と、チベットの民謡を唄ってくれました。
チベット語なので意味はわかりませんでしたが、明るく伸びやかな歌声は、チベットの大地を彷彿とさせるもので、とても感動しました。
心が震える…って、こういう感覚かな、と思えるみずみずしさ。
彼女の人生と、チベットへの愛にあふれた歌声でした。
チベットと、チベットの唄と、チベットから来た女性に、尊敬と感動を覚えた夜です。
チベット出身声楽家 バイマーヤンジンさんの講演会に行ってきました。
【チベットと日本 異文化を超えて】
正直言うと全く存じ上げない方だったのですが、チベットの山奥から苦労して大学まで進み、声楽家となり、日本に嫁いできたバイマーヤンジンさん。
現在はチベットへの学校建設、さまざまな場所でのチャリティーコンサート、教育支援など多様な活動をされている方だそうです。
チベットの民族衣装だという、とてもきらびやかで美しい衣装を身にまとっての登壇です。
講演は専門ではないので、ついつい話がそれてしまうのですが、感情豊かな話っぷりで言わんとすることは、とてもよく伝わってきました。
「言霊の力をとても強く信じている」とおっしゃる通り、感情にうったえるタイプの方です。さすが音楽家。
チベットでの貧しい生活。
苦労した学校時代。
いじめ。
日本人との結婚。
日本での生活。
共に暮らす、とても派手で元気なお姑さん。
「日本は素晴らしい、恵まれている、チベットとはちがう」と羨んだバイマーさんに、
「日本だって、ずっと幸せな生活してるのと違う。戦後の焼け野原を必死ではい上がってきたんだ。日本にできてチベットにできないことなんかあるかっ。愚痴愚痴言ってないで何かしたらどう?」
と発破をかけてくれたそう。
一番尊敬している女性はこの、お姑さんだそうです。
「お姑さんの話だけであと3時間はいける」と笑っていました。
ともかく、日本にきて幸せを手にした彼女は、やはり教育の大切さを強く感じたそう。それが現在の彼女の活動につながっているんですね。
「異文化を知ったうえで、自分の文化をどう見直すかが大事」
難しいことです。素直にうけいれる心の美しさと、強さが必要です。
結局話はまとまらないまま、後半はバタバタとまくしたてるように話を進め、結局時間を5分ほどオーバーしてまで語ってくれたバイマーさんでした。
そして、最後に一曲だけ…と、チベットの民謡を唄ってくれました。
チベット語なので意味はわかりませんでしたが、明るく伸びやかな歌声は、チベットの大地を彷彿とさせるもので、とても感動しました。
心が震える…って、こういう感覚かな、と思えるみずみずしさ。
彼女の人生と、チベットへの愛にあふれた歌声でした。
チベットと、チベットの唄と、チベットから来た女性に、尊敬と感動を覚えた夜です。