ぼやきぼやかれ、ふりふられ。

映画や本や神社や展覧会。あとは日々のつれづれです。

[レビュー] S.キング。アンダー・ザ・ドーム(Under The Dome)ドラマ。

2014-04-29 22:01:34 | レビュー・映画・本

昨年アメリカで放送されたドラマ、アンダー・ザ・ドーム。TSUTAYAで先行レンタルが始まっていたので、借りてみました。
スティーブン・キング原作のこの作品。あまりの人気に放送途中でシーズン2の製作が決定、今夏アメリカで放送開始の第一話はキング自身が脚本も書いたそうです。
アンダー・ザ・ドーム - TSUTAYA online

密かにキング好きの私は、もちろん原作を読んでいるので「まぁ、違う話になるだろうなぁ…」と思いつつも、映像ならではのスピード感や緊迫感なんかに期待したりして…

ま、でも結局結論から言うと、原作の恐怖感や切迫感、腹の底をえぐるようなムカムカや、人物たちの繋がり…など、もの足りなさは否めないモノでした(´Д`)
しかしこれは予想の範疇。
ドラマならではの、音の効果やストーリーの分かりやすさなど、別物と考えればまずまず楽しめる程度には仕上がってました。

エンディングに関しては、原作でも呆気なさを感じる、賛否両論あるものでしたが…ドラマもこれまた違う。(←というか、シーズン2に続く感じで、うやむやに終わってる)

私としては、決してのめり込んで見たい作品ではないけれど…シーズン2ではもしかして、と淡い期待を抱きつつ…キング脚本も気になるところなので、シーズン2がDVDになったら、また借りちゃうんだろうなぁ…(*´∇`*)

ちなみに、スティーブン・キング原作の映画は山程ありますが
(グリーンマイルやスタンドバイミーなど)
映像化がよくできてるなぁ、と思うのは、[ショーシャンクの空に]と[シークレットウインドウ]です。どちらも原作とは少し違いますが…(^ー^)


無念(´Д`)献血、断られました。血液すら役に立たないクズな私でゴメンナサイ。

2014-04-20 16:46:17 | 日記

若者の献血離れが叫ばれるなか、
私は(もはや若者ではないので)献血車を見かけるたびに、協力しようと心がけています。

…で、今日のように「また次回お願いしますね~」と、断られてしまいます(T^T)
クズです。
ここ数年は
3~4回に1回くらい、献血できてるのが現状です。

ちなみに、今日はヘモグロビン濃度がちょびっと、足りなかったことが原因でしたが、その他でも、低血圧や体重制限など…ほんのちょっとのことで断念(-∀-;)ってことが多いのです。
全く役たたずです…。

ただし、私は病弱でも虚弱でもなく、いたって健康なわけで…つまりはそれくらい、提供者側の健康面を重視した規定になってるってコトですね。

数年前までは、BSEなど感染症関連の海外渡航歴にひっかかってダメ(>_<)
その後は、喘息がひどくムリ…。
やっと大丈夫~!!と思っても、今日のように断られてしまう(涙)
もう全くもってクズです。
献血への道のりは、近いようで遠いのです(笑)

ま、私に限らず、
特に昨今の若者は、痩せてる娘が多いし、海外旅行とか留学とか…渡航歴も多いだろうし、女性の貧血ってそもそも多いし…
てなことを考えると、気持ちはあっても献血できない若者ってのも多いのかも~ですね。

ちなみに私は、体重をごまかして、看護師に見抜かれ…献血車内で体重計に乗せられたあげく、断られた経験があります(。-∀-)
クズな上にアホです。

なぜそうまでして献血するのか?
『私なんかの血で助かる人がいるんなら、いくらでもくれてやるよ…他になんにもできないけれど!』
ぐらいの感じです。
趣味です。
あと、血を抜いたら新しい血液をカラダががんばってつくるハズだから、なんか血がきれいになる気がしてます。(←クズな上にアホな上にバカですww)

ま、私の赤十字との戦いはまだまだ続くのです。

余談ですが、
たぶんプライバシーに考慮して体重は口頭確認せず、「入力してください」って言われるんですが、
その後
1:「200mlですね」→体重40kg~50kg
2:「400mlでお願いします」→体重50kgオーバー

バレバレです。
なんなら「只今400mlのみ」
みたいな時すらあって、これはもはや「体重50kg以上の人募集」と同じ意味です(笑)

最後に一句。
『赤十字、女ゴコロはそっちのけ』
Σ(-∀-;)

佐伯祐三とパリ(大阪新美術館コレクション)展に行ってきました。

2014-04-16 22:14:17 | 絵画・芸術・展覧会

静岡県立美術館で開催中の展覧会に行ってきました。
佐伯の出身地に建設予定中の、大阪新美術館から、その珠玉のコレクション58展を一堂に展示する、という贅沢な内容。これだけまとまった作品群を地元で見られるチャンスはたぶんもうないので(^_^;)ありがたい限りですww

展示は、フランスで佐伯と交流のあった画家の作品や、1920年代に街を彩ったポスター作品などをはさんで時代ごとに並べられ、とても観やすいものとなっていました。

(↓オテル・デュ・マルシェ 1927 ↓)

佐伯祐三と言えば、パリ、のイメージが強い私にはやはり何よりこの作品。華やかな時代にあって…人々の賑わいではなく、建物やテーブル、背後のポスターを描いた佐伯。それでいて大胆な構図や躍動感のある画面構成によって、とてもエネルギーに溢れた作品となり、街の賑わいが聞こえるようでした!

(↓煉瓦焼 1928 ↓)

そしてもうひとつ、とても印象に残った作品。
1928年、パリを離れ近郊のモラン村に滞在し、田舎の素朴な建物や自然を描いた一連の作品。
パリ時代より力強さを増した佐伯作品のなかでもこの[煉瓦焼]は素晴らしかった♪ヽ(´▽`)/
黒く太い輪郭線。石造りの建物が見せる質感や力強い造形を、赤や青など…澄みきった印象的な色彩の美しさで描き、まるで建物自信が輝きを放っているかのような神秘的な雰囲気でした。
いや、もう、感服です。

この他も[郵便配達夫] など代表作から、手紙、装丁作品、ポスターに至るまで…充分すぎる内容でした。
ローランサンや藤田、コクトーなどのリトグラフが観られたのも、良かったです。

平日ということで、わりと空いていましたが、じっくり観たい作品も多く、また「当日限り、再入館できます」と言われたこともあり、カフェでの休憩をはさんで2周する…という、大満喫の大満足っぷりでした
(*≧∀≦*)

余談ですが、静岡県立美術館に新収蔵品として加わった、黒田清輝の油彩(富士山を描いた6点組)作品も、なかなかでした。
油絵の具で日本の景色を描くことに尽力した(奇しくも佐伯が、あぁなんと日本の風景の乏しいことか…と悲観したのは、さておき(笑))黒田らしい美しい富士山。季節のうつろいの様に、淡く透明な色調は少品ながらも、存在感のあるものでした。


出口には、こんなものが↑↑↑
シュールすぎて、笑えます。
さすがに、顔は出せませんでした(笑)


信じること。疑うこと。

2014-04-14 16:48:12 | 日記
私は、基本的にはあまり優しい人間ではありませんが、たまには見知らぬ誰かにも愛を注ぎます(笑)
そんな私の今日のオハナシ。そして思ったコト。

家から車で5分程のドラッグストアに行ったときのこと。
道路を挟んで反対側の歩道で、学校帰りの小学生低学年の女の子が、口元を両手で覆って泣いていた。
友達とおぼしき女の子2人と、なんだなんだ?と集まってきた野次馬小学生数名に囲まれた少女は、良く見りゃ両手が血まみれ(;つД`)
子供たちはワーワー(>_<)アワアワ…

ま、事の顛末から言うと…
血まみれ少女を私が車で家まで送ってあげたんだけど。

なんかね、急に止まった友達につまづいて転倒。下唇をパックリと切って流血(T^T)だったのですよ。
けっこう血が出てみんなビックリしちゃったのね。本人は痛くて泣いているし。
でも私が行って事情聞いて、傷を確認すると…パックリ切れてるけどそんなに深い傷ではなく、ティッシュで暫く押さえたらすぐ止まったのね。
ま、でも一応不安なんで、おうちまで送ってあげたって訳。

で、思ったのが
「知らないヒトについていったら行けませんよ」っていう子供のころの教え。
そう。私は、その子にとったら知らないヒト。
でも痛くて怖かったときに助けてくれた、親切だけど知らないヒト、なのですよ。
でも、彼女は疑うことなく、「ありがとう」と言ってくれたんだよね。
…って、アレ?
疑われず感謝されたことに感謝してるワタシがいるよ(笑)

なんて、そんなことを考え始めたら、人と関わることすらやってられなくなるなぁ(´Д`)と思ったりして

お年寄りに席をゆずったら「年寄り扱いしやがって」と嫌な顔された(T-T)とか。
子供に何かしてあげたら「余計なことしないでください」と、バカ親に言われた(T-T)とか。
よく聞く話だし。

逆に、必死の時に助けてくれようとしてる他人に対して(ちょっと待て、この人本当は悪い人かも…)なんて考える冷静さがあるか?(ましてや子供なら尚更)も疑問だったり…
いやいや、そもそも親切な他人に対して猜疑心持つってどーよ?なんて思ったり…

でも悪人って往々にして、そうゆう弱った人につけこんだりするんだよなぁ…
なんて、考え始めたら止まらなくなっちゃったりして…
あぁ、慣れないことはするもんじゃないな、と、ドドっと疲れが出た訳です(。-∀-)

ちなみに、今日の私は、少女に「私はどこどこの誰々よ」と話をして周りのお友だちにも説明してから送ってあげて、在宅だったお母さまにも事情を説明してきたのですけど。

みなさんは、見知らぬ誰かに手を差しのべてあげられますか?
見知らぬ誰かの温かい手を、握りかえすことができますか?

信じること。疑うこと。
どちらも難しくって、本当はどちらもカンタン。
そんな言葉よりも先に、しぜんに誰かと関われる私でありたいなぁ。

マスコミまくらことば。

2014-04-09 19:57:40 | 日記

若くて美人の研究者。に始まり、
割烹着の…。
かわいい…。
おしゃれな…。
などなど、様々なマスコミ枕詞で瞬く間に話題の人になった、彼女の会見は、さておき…(。-∀-)

結局、マスコミ騒ぎすぎだったんじゃないの? なんて声が鳴りやまないのも、わからなくもないわけで…。

騒いで持ち上げておとす!!Σ(-∀-;) はメディアの常套手段でもありますが、
「それはやり過ぎだよ~」なんて言われて、
「じゃぁ、自粛しますよ~」なんて事になっちゃったりして…
万が一!!( ̄□ ̄;)!!
そう、万が一 私が何かの事件に巻き込まれちゃったりしたときにも
「美人店員○○される!!」
みたいな見出しがつかなくなっちゃって…
あぁ、そこは多少アレでも「美人」って書いてよ…なんて思いつつ。
ぢゃぁ、真実だけを粛々と伝える為には、私は、どんな風に表現されるんだろう?なんてアホなことを考えて、出た枕詞は…

「チビでメガネの酔いどれ女」

でした(T_T)

『スクープ!! チビでメガネの酔いどれ女○○される!!』
みたいな記事を見かけたら、それは私の事です。

ハッΣ(´□`;)これじゃ誰も食いつかないよなぁ。
せめて「ちょいエロです」ぐらいは追記していただきたい…。