静岡シネギャラリーにて上映中の
『ジャニス・ジョプリン』
観てきました。
ブロードウェイで数々の賞を受賞した舞台をそのまま映画化した作品です。
1960年代を席巻した伝説のロックスター
「ジャニス・ジョプリン」
音楽フェスの女王と呼ばれた彼女は
孤独と戦いつづけ27才という若さで
この世を去りました。
そんな彼女の姿が見事に舞台上で甦っています。
主演はメアリー・ブリジット・デイヴィス。
歌唱力はもちろんその表現力は圧巻で
ジャニスのハスキーボイスや早口でまくしたてるような歌い方もよく再現されていました。
ジャニスが音楽的にも影響を受けたとするアレサ・フランクリン、エタ・ジェイムス、オデッタ、ニーナ・シモン、ベッシー・スミスと共に繰り広げられる感動のステージは
スクリーンをとびだして胸に突き刺さるほどです。
言葉では伝えられない震え。
エモーション。
アメリカ音楽の歴史。
ジャニスの魅力。
圧倒的、歌唱。
そして心揺さぶる音楽。
自分が生まれるまえの
60年代を肌で味わえたような感覚でした。
コロナ禍で長い自粛生活が続き
ライブなどにも行けず悶々としていた心に
熱い魂がよみがえりましたよ。
音楽の力はやはり絶大!!
映画館の大きなスクリーンで観て欲しい作品です。