かねてから訪れたかった静岡近代美術館に、ようやく行くことができました。
館内は土足禁止らしく、スリッパに履き替えます。
受付の反対側にある階段をのぼると二階の常設展示室へ。
静岡市の中心部という好立地に2016年に開設された個人美術館。県内ではテレビCMも流れており、それを見る限りではなかなかのラインナップ!!
行きたい行きたい…と思いつつ何年も行けずにいた、この美術館に、ようやく、です(●´ω`●)
小雨降る寒い日にも凛と建つモダンな外観。
館内は土足禁止らしく、スリッパに履き替えます。
中に入るとすぐ左手が受付。
入館料は1200円、正面の展示室がすぐ見渡せる作りです。受付の女性が「1階が萩須・熊谷展2階が常設展となっております。」と丁寧に教えてくださいました。
それにしても人気がない。。。
受付奥には小型のロッカーと靴を置く棚もあり身軽に見学できます。
館内は全て撮影禁止。ゆっくり見学です。
もしや、貸切り??
ワンフロアの壁4面に、萩須高徳、熊谷守一ふたりの作品が整然と並んでいます。
彼らの作品を見るのは初めてでしたが、なかなか心地よい作品が多くて満足。
フロアの真ん中にはイスもあってのんびりと四方を見渡せるのもとっても魅力。
ひとりぼっちの美術館、というのもなんだか楽しいものです(´∀`)
受付の反対側にある階段をのぼると二階の常設展示室へ。
こちらはふた間をぶち抜いたような形のワンフロア。順路はじめが日本人画家の作品、うしろの方に外国人画家の作品が並んでいるようです。
黒田清輝、岸田劉生、藤島武二などなど、小ぶりな作品ではあるけれど、個人で集めたにしては素晴らしい作品ばかり。
シャガールの≪黄色い花と夫婦≫やユトリロ、フジタ…と独り占めしての鑑賞です。
展示数はこのフロアで30数点ほど。それほど多くありませんが、個人美術館でこのレベルなら文句ナシといったところでしょう。
とにかく「花」をモチーフにした作品がとても多いのが印象的でした。
コレクターで館長の大村氏が花好きなのでしょうかね?(´∀`=)
パンフレットに載っている作品と展示が違うものが多かったので、定期的に作品が変えられているのでしょうね。
何度も訪れてみる価値がありそうです。
のんびりと見て回っても3、40分もあれば充分なので、ちょっとした空き時間なんかにまた来られそう。
入り口に戻ると、受付の女性がお茶を出してくれましたよ。
ゆったりとくつろげる美術館でした。