50年間封印されてきた
音楽フェスのドキュメンタリー
【サマー・オブ・ソウル(あるいは革命がテレビ放映されなかった時)】
観てきました。
ウッドストックが開催された1969年。夏。
160km離れたハーレムにて行われた
もうひとつの歴史的音楽フェスティバル
[ハーレム・カルチュラル・フェスティバル]
その全貌と
貴重なインタビュー。
当時の参加者たちの証言。
そう、
これは
ブラックカルチャーの歴史であり、
貴重なドキュメンタリー。
スティーヴィー・ワンダーのドラムソロで始まる映像。
圧巻のニーナ・シモン。
爆発的なソウルパワーに震える。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの格好よさ。
マーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺された翌年。
変革を求めた人々のエネルギーは留まることを知らず、
6日間行われた無料のフェスに
30万人が熱狂した。
さいこう。
音楽はもちろん。
ファッションもダンスもすべて。
当時のアメリカカルチャー。
人種や貧困の問題。
若者たちの怒り。
その
熱量や熱気が
狂おしいほど伝わる映像。
そして音。
音楽映画であり、
ドキュメンタリーであり、
歴史であるこの作品。
構成もすばらしくカッコよい。
まさに傑作。
ふるえた。
さいこう。