ぼやきぼやかれ、ふりふられ。

映画や本や神社や展覧会。あとは日々のつれづれです。

大原美術館に行ってきました。

2022-02-27 17:37:00 | 絵画・芸術・展覧会
倉敷にある
大原美術館。

死ぬまでにいちどは訪れたかった場所に
行くことができました。
チケットにはモネの睡蓮。

でも私がもっとも観たかったのは
エル・グレコの
「受胎告知」

日本に2点しかないといわれる
彼の作品のうちのひとつです。

エル・グレコに
日本で出会える奇跡です。

館内は撮影禁止なので
記録は残せませんでしたが
記憶に残るよう
じっくりと味わいました。

朝いちのまだ空いている
美術館。
コレクションを集めた
児島虎次郎。
画家である彼の審美眼と
手腕に
ため息がこぼれるような
素晴らしい作品の数々でした。




ミニシアター年会員になりました。

2022-02-20 20:04:00 | レビュー・映画・本
静岡にあるだいすきなミニシアター
【静岡シネギャラリー】

今年度も年会員になりました。

会員にはランクがありますが、
わたしが入会したのは昨年とおなじ
『スペシャル会員』

7000円の会費で
年6本の映画が無料で観られます!!
(なんてお得!!)

6本目以降も割引き価格で観られる!!
会員と一緒に行った1名も割引価格で観られる!!

上映案内のパンフレットも送ってもらえるし、良いこと満載の会員制度です。

そんなわけで、
さっそく今日は
【フレンチ・ディスパッチ】を鑑賞。

ウェスアンダーソン監督の
なんともシュールで笑える
そして、お洒落すぎる映像の作品です。

今年もたくさん観られるといいなぁ。

そうして、
ミニシアターがいつまでも
身近な存在でありますように。


ミケル・バルセロ展に行ってきました。

2022-02-18 16:38:00 | 絵画・芸術・展覧会
東京オペラシティギャラリーで開催中の
【ミケル・バルセロ展】に
行ってきました。


スペイン・マジョルカ出身の現代芸術家
ミケル・バルセロの
個展がようやく日本で観られることに!!
大型のキャンバスから始まる展示は
ほとんどが撮影OK。
広々とした白壁にゆったりとした展示です。
平日だったためかとても空いていたのでじっくりと鑑賞できました。

曇った大地-海(2019)

漂流物(2020)

銛の刺さった雄牛(2016)


海や大地、動植物、宗教など、さまざまなテーマの作品が並びます。

バルセロの作品は絵画だけでなく、
彫刻や陶芸など、
多岐にわたります。

カピロテを被る雄山羊(2006)


賢い頭の動物たち(2012・セラミック)

地球と対峙し、
制作をつづけるバルセロの
情熱と叫びが聞こえるようです。

種子の目覚め(2019)


パソ・ドブレ(2015)
アヴィニョン演劇祭で初演された
振付家ジョセフ・ナジとのパフォーマンスの様子は、映像作品として見られます。


作品数も多く
見どころたっぷりの展覧会。
まだまだ多くの写真を撮りましたが、
ぜひ実際にに足を運んで生で見ていただきたいのでこれくらいに。

ちなみに私は、
ソファでしばらく休憩したのち、
2度目の鑑賞も堪能しました。


久しぶりの絵画鑑賞。
芸術に触れるのは、やはり心地よいものです。
























東京五社巡り

2022-02-14 20:05:00 | 神社・仏閣・城
神様とのご縁とご加護をもとめて、
東京五社(プラス2社)巡りを、してきました。

朝9:30。まずは地下鉄に乗って九段下まで。
出口1から出て徒歩5分ほど。はじめての【靖国神社】参拝です。
長い参道を歩いて
立派な本殿に辿り着きました。ちょうど御朱印帳が終わるタイミングだったので、
こちらで購入。
白を選びました。
素敵な刺繍入りです。

もちろん御朱印も。
シンプルで格好いいです。

美濃和紙に金の社紋が刺繍された社号の御朱印(写真右)
同じく美濃和紙に花の刺繍がされた季節限定の御朱印(写真左)
もいただきました。(初穂料各1000円)
とても可愛くて素敵です。


だいぶゆったり過ごしてしまいましたが、
ここから
徒歩で15分ほどのんびり歩きます。
【東京大神宮】
東京における伊勢神宮の遥拝殿です。
それほど大きくはないですが
立派なお社。
御朱印は力強くシンプルです。


さて、いちど九段下まで戻り半蔵門線で半蔵門駅まで。
そこから5分ほど歩いて
【平河天満宮】へ。
こちらは東京五社ではありませんが近いので立ち寄ってみました。
街中に突然現れる、菅原道真公ゆかりのこじんまりとした神社です。
ポップで可愛らしい御朱印をいただきました。

ここからは徒歩。
15分ほど歩くと【日枝神社】に到着。
急な階段を登ります。
立派な朱塗りの門には、狛犬ではなく神猿さまが。山の守り神でさまざまな縁を運んでくれるそうです。境内にも神猿さまの石像などがあり珍しくて見入ってしまいます。
御朱印は何種類かありましたが、こちらの二種類をいただきました。
現行の御朱印(写真右)と
復刻の御朱印でいちばん古い時代のもの(写真左)
どちらも素敵です。

ここから溜池山王駅まで7分ほど歩き
銀座線→表参道
乗り換えて
千代田線→明治神宮
へ。
【明治神宮】到着です。
建て替え工事中。ということで大鳥居がありませんでしたが
気を取り直して長い長い参道をゆきます。
一年ちょっとぶりの明治神宮。
森のなかの山道はどんな季節でも気持ちよいものです。
前回はいただきそびれた御朱印もしっかりと頂戴しました。
シンプルで美しい御朱印です。

14:00
休憩です。
寒い中外で飲むビールはまた格別。

30分ほど休み、残るはひとつ大國魂神社ですが、ここは少し遠いので、翌日に。
(同日でも行ける時間でしたが、この日は夕方から用事があったので翌日にしました。)

ということで、竹下通りを抜け徒歩7分ほどで行ける
【東郷神社】へ。渋谷のまんなか神社です。
アマビエさまつきの御朱印。
東郷平八郎を祀っているということで「勝」の文字も。
何種類かある中からこちらを頂きました。


この日はここで終了。

翌日。
新宿から京王線にのって府中へ。
駅から徒歩で5分ほど。

【大國魂神社】が見えてきました。
若い頃足繁く通った神社です。

酉の市が行われる長い参道をゆきます。

荘厳なつくりの手水舎。格好よくてすきです。

あっという間の旅の終わりをご報告しつつ、お参り。
東京五社巡り、最後の御朱印をいただきました。
最後にふさわしい力強い字体でした。


たくさん歩いて足がパンパンになった2日間。
とても癒された楽しい小旅行でした。


























































高幡不動尊に行ってきました。

2022-02-10 15:06:00 | 神社・仏閣・城
実は若い頃、
この町に住んでいました。

高幡不動。

なつかしいです。

あまりにも身近にあったせいか、
若さゆえか、
あのころは全く興味を示さず、
初詣でくらいでしか行ったことがありません。

悠久の時を経ての
参拝です。

駅前から続く参道をぬけると
大きな仁王門(重要文化財)が目に入ります。
両側には寄木造りの金剛力士像が。
金網にピントがあってしまってピンボケです。ごめんなさい(トホホ)
常香炉。線香を焚き、煙で身を清めます。

護摩焚きで有名な高幡不動。
護摩修行の時間はなかったので、
護摩木だけ奉納してきました。

お願いごとと名前を書いて置いてくると
護摩行で奉納していただけます。
200円です。

重要文化財の不動堂ではお護摩が行われていたため、静かに参拝をし(写真撮るの忘れました🥺)

裏にある奥殿へ。
重要文化財の不動明王坐像が祀られています。

が、ガラスの向こうにいらっしゃるのでギリギリまで近づいてもほとんど見えない。。

無念。

と、おもいつつ参拝をし、
左手へ回ると、
「寺宝展会場入り口」と書かれた小さな入り口が。

拝観料の300円を納めて入館してみます。

重要文化財の鰐口や指定文化財の大日如来像などなど、
想像したより多くの展示物で大満足です。

しかも館内は私ひとりだったので
のんびり静かに観覧できました。

ひとまわりすると、
目の前に小さな自動ドアが。

ん?

と思いつつ、入ってみるといらっしゃいました。

不動明王坐像と、
両童子像!!、

一周回って奥殿の中に辿りついたようです。
(写真NGなので、パンフレットの写真です)

日本一の不動三尊と伝えられる巨像は、
本尊が本丈六(5メートル)、両童子も半丈六、総重量は1100キロを越すという荘厳さ。

迫力が違います。

豪快なお顔の不動明王さま。
火炎光背も猛々しい。

この大きな三尊をひとりじめの時間です。

なんて贅沢!!

小さな賽銭箱にお賽銭をして
手を合わせます。

すべての煩悩を払ってくれそうです。
ちなみにこちらが奥殿の見取り図。
文化財の数々を拝観しつつ、三尊のお膝元で参拝できる、という素晴らしい機能を備えた設計です。


ご本堂である大日堂。

五重塔。
このほかにも多くのお堂や庵が。

また、四国八十八ヶ所巡拝を模した山内の参拝コースなどもあり
全てをじっくり味わうのなら1日かかってしまいそう。

参道でお蕎麦などを食べてのんびり巡るのも良いかもしれませんね。

すてきな御朱印(書き置き)もいただきました。

またゆっくりと訪れてみたい不動尊です。