~ゆるゆると自分に甘い生活~

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月形から美唄、南空知の旅。

2012-07-12 18:01:44 | 北海道あちらこちらの記録
バスツアーに参加。

月形樺戸博物館。

今の月形町に「集治館」つまり刑務所が開庁したのが明治14年。
蝦夷地をロシアから守るため、蝦夷地を開拓するため、蝦夷地に道をつくるため。
思想犯たちを収監していた「樺戸集治館」の歴史を見る事ができる博物館。

生き証人風“熊谷翁”の解説付き。
「あれ、ほれ! …だべさ。」の語り口調が妙に分かりやすい。
おもしろい。
北海道の歴史が手に取るように分かる。
歴史上の人物がみんな熊谷翁の友達に思えた。

「ハスカップ農場」へ移動。

ハスカップ狩りを楽しむ。

美唄名物。

美唄焼き鳥ととりめしのランチ。
たかが焼き鳥、されど焼き鳥。
美唄焼き鳥にもちゃんと歴史があって、地元ではそれを守っている。

炭鉱メモリアル公園へ移動。

黒いダイヤ「石炭」。 この産業が北海道の繁栄をもたらした。
そしてコレまた囚人たちの労働。
たくさんの失われた命が今の北海道の基礎にある。

三菱美唄記念館を見学しその後「アルテピアッツァ美唄」へ。

イタリアで活躍する彫刻家「安田侃」氏が、郷土美唄の歴史を後世に語り継ぐべく守っている「芸術公園」。
美しい白やブロンズの石の彫刻が、広々とした緑の空間に美しく溶け込んで、ホッと心を温かくする穏やかな空間。

屯田兵が開墾してくれた北海道、その地を開拓し発展に導いてくれたのは囚人とその周りの人たち。
道をつくり、田畑を作り、町を作ってくれた。
ただ、理想の社会を作りたいと願っただけ、考えただけの人も思想犯として収監された時代。
今の時代では考えられない。
熊谷翁も「可哀想ださね」って言ってた。

と、歴史に触れ、当時の人に感謝を感じた、今回はそんな空知の旅。


コメント
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