青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

木綿街道探訪帖(9)

2015-05-10 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

10日の一宮市内は、晴れの良い天気でした。

私(寺西)は終日、お店で、カーテンの縫製作業をしておりました。

近所の方から、家族旅行のお土産をいただきました。

ありがとうございます。

昨日夕方と今日午前、名鉄ファンの方がお店に来店されました。

お話が変わりますが、明日は一畑電車の3006F(編成)が定期検査を終えて、運用に入る日です。

乗りに行きたいですが、無理です。

前回の続きでございます。

「木綿街道探訪帖」について書いています。

ミニツアー第二の巻、(2)持田醤油店「醤油蔵の巻」に参加しています。

■参考にしてください■

愛知県などの東海三県で製造されている、「(1)溜(たまり)醤油」と「(2)白(しろ)醤油」の製造方法を記載しておきます。

昨日は「(1)溜醤油」の製造方法は記載しました。

今日は残りの「(2)白醤油」の製造方法を記載します。

白醤油は、愛知県三河地方の碧南(へきなん)地域で生まれたと言われています。

薄口醤油より色が淡く、琥珀色をしています。

味は淡泊ですが甘みが強く、独特の香りがします。

低温で熟成・発酵させ、約3ヵ月の期間で作られます。

(2)白醤油の製造方法は以下のようです。

1.小麦を脱皮(だっぴ)して精白(せいはく)します。

2.大豆を炒り、皮を向いて砕きます。

※大豆は少量しか使いません。

3.砕いた大豆と精白した小麦を混ぜて蒸します。

4.蒸した後の大豆と小麦に種麹(たねこうじ)を混ぜて麹を作ります。

5.発酵した麹に、食塩水を混ぜて諸味(もろみ)を作ります。

6.諸味が発酵、熟成したところで圧搾して、清澄(せいちょう)させます。

7.清澄した醤油が「生引(きび)き白醤油」と言います。

8.生引き白醤油に火入れして再度、清澄したものが「白醤油」と言います。

以上、製造方法を書きました。

島根県で作られる「仕込み醤油」と、愛知県などで作られる「溜醤油」と「白醤油」の、製造方法の違いがわかったでしょうか?

ご主人様と、醤油業界のお話をしながら、醤油蔵を出てお店に向かいます。

お店に戻りますと、お土産がいただけます。

私は「醤油ソフトクリーム」をお願いしました。

奥様が製造機で、ソフトクリームを作ってくれました。

写真は、仕込み醤油の味がするソフトクリームです。

ご主人様は、お話になりませんでしたが、持田醤油様は、酒持田様から、醤油桶などの道具を譲り受け、分家として醤油製造を始めた歴史があります。

お店の建物は、壁が漆喰(しっくい)なまこ壁で、出雲格子で囲まれています。

※「木綿街道探訪帖(6)」の写真をご覧ください。

お店玄関にかかっている、のれんに印刷されている家紋(シンボルマーク)は、「菱三(ヒシサン)」になっています。

これは本家の酒持田様の家紋(シンボルマーク)が、「山三」であることが、由来になっているのではないか、と言われています。

次回に続きます。

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