皆様、こんばんは。
事務局です。
29日の一宮市内は、薄曇りとなりました。
無風の時間もあり、PM2.5の影響で、目がしょぼしょぼしたり、ノドの調子が悪い人が多かったようです。
ぎふチャンテレビで放送されている、刑事ドラマ『太陽にほえろ!』を観ながら、ブログを作りました。
新幹線は0系電車、小田急電鉄は9000系通勤形電車が走っていました。
マカロニ刑事が殉職された回のようです。
前回の続きでございます。
「木綿街道探訪帖」について書いています。
ミニツアー第四の巻、(7)木綿街道交流館「本石橋邸(国登録有形文化財)見学の巻」に参加しています。
出雲流庭園を見学して、その美しさを堪能した後、ガイド様と一緒に、縁側から土間に戻ります。
土間の屋根には、明かり取りの天窓があり、照明がなくても明るいです。
土間には、写真のような「平田一式飾り」が飾ってあります。
一式飾り。
ガイド様のご説明を要約すると以下のようです。
平田の町では、毎年7月、平田天満宮の祭礼に、陶器・仏具・塗り物などの日用品を材料とした飾り物を作って、奉納しています。
江戸時代、1793(寛政5)年、平田などでは、原因不明の悪病が流行しました。
この悪病を平癒するために、寺町在住の表具師・故桔梗屋十兵衛様が、茶器一式で「大黒天」を作り、天満宮に奉納しました。
これが一式飾りの始まり、といわれています。
以来、平田の町の民俗芸術の1つして、伝えられてきたそうです。
一式飾りの材料は、陶器なら陶器だけ、仏具なら仏具だけ、塗り物なら塗り物だけ、という制約があります。
材料が、一種類でなければならないことから、一式飾りと呼ばれているそうです。
一式飾りには、もう1つ決まりごとがあるそうです。
それは材料に、穴を空けたり、変形・加工して、組み立てていけないことです。
平田の町に展示されている、近年、製作された一式飾りには、躍動感があります。
これは、看板業を営むかたわら、一式飾りに、工夫や改良を重ねた、現代の一式飾り製作の基礎を作った人がいたからだそうです。
その人は、千把雲陽(せんばうんよう)、本名・故西尾定造様(1889~1975年)、とのことです。
千把様の工夫や改良の中で、革新的だったのが、支柱の上に、金網に貼ること。
これにより、材料が大量に使えるようになり、しかも、動きのある構成を、自在に組み立てることができるようになり、私たちの見る、躍動感のある、一式飾りが作られるようになったそうです。
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
29日の一宮市内は、薄曇りとなりました。
無風の時間もあり、PM2.5の影響で、目がしょぼしょぼしたり、ノドの調子が悪い人が多かったようです。
ぎふチャンテレビで放送されている、刑事ドラマ『太陽にほえろ!』を観ながら、ブログを作りました。
新幹線は0系電車、小田急電鉄は9000系通勤形電車が走っていました。
マカロニ刑事が殉職された回のようです。
前回の続きでございます。
「木綿街道探訪帖」について書いています。
ミニツアー第四の巻、(7)木綿街道交流館「本石橋邸(国登録有形文化財)見学の巻」に参加しています。
出雲流庭園を見学して、その美しさを堪能した後、ガイド様と一緒に、縁側から土間に戻ります。
土間の屋根には、明かり取りの天窓があり、照明がなくても明るいです。
土間には、写真のような「平田一式飾り」が飾ってあります。
一式飾り。
ガイド様のご説明を要約すると以下のようです。
平田の町では、毎年7月、平田天満宮の祭礼に、陶器・仏具・塗り物などの日用品を材料とした飾り物を作って、奉納しています。
江戸時代、1793(寛政5)年、平田などでは、原因不明の悪病が流行しました。
この悪病を平癒するために、寺町在住の表具師・故桔梗屋十兵衛様が、茶器一式で「大黒天」を作り、天満宮に奉納しました。
これが一式飾りの始まり、といわれています。
以来、平田の町の民俗芸術の1つして、伝えられてきたそうです。
一式飾りの材料は、陶器なら陶器だけ、仏具なら仏具だけ、塗り物なら塗り物だけ、という制約があります。
材料が、一種類でなければならないことから、一式飾りと呼ばれているそうです。
一式飾りには、もう1つ決まりごとがあるそうです。
それは材料に、穴を空けたり、変形・加工して、組み立てていけないことです。
平田の町に展示されている、近年、製作された一式飾りには、躍動感があります。
これは、看板業を営むかたわら、一式飾りに、工夫や改良を重ねた、現代の一式飾り製作の基礎を作った人がいたからだそうです。
その人は、千把雲陽(せんばうんよう)、本名・故西尾定造様(1889~1975年)、とのことです。
千把様の工夫や改良の中で、革新的だったのが、支柱の上に、金網に貼ること。
これにより、材料が大量に使えるようになり、しかも、動きのある構成を、自在に組み立てることができるようになり、私たちの見る、躍動感のある、一式飾りが作られるようになったそうです。
次回に続きます。
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