青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

糸魚川市に来ました(9)

2015-11-06 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

6日の一宮市内は、晴れの過ごしやすい天気となりました。

私(寺西)は、朝から帰宅まで縫製作業でした。

ご寄付がありました。

当会運転会で、「子供鉄道模型運転体験会」に使用しています、東海道・山陽新幹線100系電車6両編成(うち2両は二階建て)。

来場者様から、「編成が短くて迫力がない」ということでしたので、いらなくなったという、中間車2両(トミックス製・中古品)、いただきました。

加えて、樽見鉄道(株)TDE113号ディーゼル機関車を1両(マイクロエース製・中古品)、いただきました。

車両をご寄付していただきまして、誠にありがとうございます。

前回の続きになります。

JR糸魚川駅前広場に引き出されたキハ52-156号車の撮影と見学を終えます。

北陸新幹線高架下にあります、有料駐車場を西方向に歩いて、市立糸魚川小学校に行きます。

校舎が見えますと、同時に、静態保存されています、旧国鉄C12形蒸気機関車が見えてきます。

上部写真は、「C12SLパーク」の全景です。

展示されている、旧国鉄C12 88号蒸気機関車は、簡易線専用として、製造された機関車の1つです。

簡易線とは、輸送量が少ない路線を建設する際、建設費用を安く押さえるために、路盤やレール.枕木などの規格を、最低限の規格で作った路線の総称になります。

1.甲線(幹線)
2.乙線(準幹線)
3.丙線(地方線)
4.簡易線

一番下の規格ですから、幹線で使われる、重量のある蒸気機関車は走ることはできません。

簡易線には専用の蒸気機関車が必要で、その専用蒸気機関車がC12形などになります。

下部写真を見ると分かりますが、車両重量を減らすために、必要としない装置は省かれて、姿はサッパリとしていますが、車両重量は約50トンあります。



旧国鉄C12 88号蒸気機関車は、1934(昭和9)年12月に汽車製造株式会社で製造され、翌年1月10日から、旧糸魚川機関車に配属され、大糸線などで活躍しました。

簡易線専用の蒸気機関車だったことから、大糸線から転出することはなく、1973(昭和47)年10月まで、1,191,875.2kmを走行して、その役割を終えました。

役割を終えた後、糸魚川市民の要望に答えて、糸魚川小学校に静態保存されました。

保存後は、小学校に通う児童に対する教材の1つとして扱われていたそうで、外部の人が蒸気機関車を見ることには、制限があったそうです。

2015(平成27)年3月、北陸新幹線が開通することになり、C12形蒸気機関車も、キハ52形ディーゼル動車同様に、誰でも見学できるようにと、蒸気機関車の位置移動と改修、公園新設がおこなわれました。

新しい施設は、前にも書いたように、「C12SLパーク」と呼ばれ、小学校敷地東側に新設され、誰でも蒸気機関車を見学できるようになっています。

くろてつの会の嵯峨様が、この「C12SLパーク」について、ブログに書いています。

興味がありましたら、そちらのブログも、あわせてご覧くださいませ。

ブログ名:くろてつ会 会長のテキトー活動日誌
題名:糸魚川市・糸魚川小学校のC12 88号
年月日時:2015/02/07 19:00

以上で、糸魚川市に訪れた時の話題を終わらせていただきます。

楽しい時間を、過ごさせていただきました。

ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
コメント
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