無味乾燥な

つまらぬ話でございます

南陽の熊野

2019-05-19 06:40:14 | 日記
南陽市にある熊野神社、通称が熊野大社なのだとかなんとかいうようだが、還暦過ぎてはじめて熊野神社に参拝した。
南陽市とか、赤湯とかは、会津にいく途中で、何度となく通り過ぎていたのであり、今回、事情があって家にいられなかったのでちょっと遠出をして、時間があるので、夕方に寄らせていただいたのである。
山形の「南陽」なのである。

門前町がしっかりと残っていて(ただ、古い本屋さんが一軒だけ店を開いていたのだが、それはそれでいい。)雰囲気がよくて、いい感じである。まっすぐに本殿なのかと思い込んでいたら、左に曲がって階段になっている。素直ではない我が家には馴染める造りである。
登り切ると、どかーん、と茅葺の本殿がある。


夕方で数は少なかったが、「縁結び」の仕掛けかなんかがあるからなのか、若い女性たちが目的を持って来ていた。紙風船が風に揺れて、これまた雰囲気はある。上手い!
今度は、家に居る縁遠いお嬢を連れてくるかぁ、と思う。以前、出雲大社への旅行費用も出してやったんだ、ということを思い出して、その思いつきに対して少し消極的になる。藁葺き屋根を見て、「わら」は大切であると感じたりもする。

義家公の足跡が残る、いい神社だと思った。