
由布島へは、西表島から水牛車に乗ってゆっくりと浅瀬の海を渡っていきました。 島全体が、南国の草花が生い茂る亜熱帯植物楽園になっていました。由布島で見た植物を紹介します。
コダチヤハズカズラ
学名 Thunbergia erecta
キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の常緑半つる性低木
熱帯アフリカ西部原産で、明治末年(白花品種は昭和10年)に日本へ入ったとされる。

ヨウテイボク 羊蹄木(フイリソシンカ 斑入蘇芯花)
学名 Bauhinia variegata
マメ科ハカマカズラ属落葉高木
インド地方が原産地

パパイア
学名 Carica papaya
パパイア科パパイア属の常緑小高木
メキシコ南部から西インド諸島が原産

ベニヒモノキ
学名 Acalypha hispida
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木
インド(西インド諸島)、マレーシア原産

トックリヤシ
学名 Mascarena lageniraulis
ヤシ科トックリヤシ属の常緑高木
マスカリン諸島(モーリシャス)原産

モンパノキ 紋羽の木
学名 Heliotropium arboreum
ムラサキ科キダチルリソウ属の常緑小高木。
沖縄各島(大東島を除く)、奄美諸島、台湾、南中国~インド、マレーシアに分布する

イカダカズラ 筏葛(ブーゲンビリア)
Bougainvillea オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性低木
中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林が原産



由布島には蝶々園があり、日本のチョウとしては最大級のオオゴマダラの金色の蛹と羽化したばかりの成虫を見ることができた
オオゴマダラ
学名 Idea leuconoe
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科マダラチョウ亜科
東南アジアに広く分布し、日本では喜界島、与論島以南の南西諸島に分布する


石垣島のバンナ公園で鮮やかな赤い大きな花が咲いていました。調べてみると世界三大花木のひとつカエンボクでした。
カエンボク 火焔木
学名 Spathodea campanulata
ノウゼンカズラ科カエンボク属の常緑高木
西アフリカ原産



そして、バンナ公園の代表的な花セイシカも咲いていました
セイシカ 聖紫花
学名:Rhododendron latoucheae)
ツツジ科ツツジ属の常緑小高木。別名、ヤエヤマセイシカ。
石垣島、西表島、中国(中南部)、台湾に分布する
