今日までそして明日から

散歩道で見つけた自然の移ろいや街の様子、等々

ヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ、ツルボ

2023年09月28日 16時51分05秒 | 泉北ニュータウン緑道の植物
ヒガンバナは今年は暑さの影響で開花が遅れたようです
秋の彼岸のころ、土中の花芽が温度の変化だけを感じて季節を知り花茎を出すとのことです
鱗茎は有毒なのでモグラやネズミなどを避けるために、あえて畦や土手に植えたと推測もあるようです
そしてオニユリと同じく三倍体で種子ができず、自ら生育地を広げる術がなく人の関りがいる
ヒガンバナ
学名 Lycoris radiata
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
中国原産で有史以前に渡来したと考えられ、北海道や東北地方を除く日本全国に分布する多年草
土手、堤防、あぜ、道端、墓地、線路の際など、人手の入っている場所に生育している







白花のヒガンバナが増えているように感じます
中には園芸品種が逸出したものも混じっているそうです
ヒガンバナと同じ種だと思っていたら、シロバナマンジュシャゲという別種でヒガンバナとショウキズイセンの自然交雑種といわれているそうです
シロバナマンジュシャゲ
学名 Lycoris x albiflora
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
日本全土、済州島、中国に分布する多年草
田のあぜ、土手など民家の近くに生育する







ツルボは春に出た葉は夏に枯れて、秋の訪れとともに花茎を伸ばし再び葉を付けるという。
土手の草刈で大きな草がなくなって間もなく伸び始める典型的な人里植物です
ツルボ
学名 Barnardia japonica
キジカクシ科 ツルボ属
日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシアに分布する多年草
林縁や堤防、草地等、日当たりの良いところに生育する





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