コウヤボウキはキク科で珍しく木本です。
コウヤボウキ「高野箒」は、和歌山県の高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。
高野山では弘法大師の教えで果樹や竹などの植栽を禁じられていたため、この植物でつくった箒がつかわれていたそうです。
高野山だけでなく、かつては蚕室の掃除、木綿についたチリ払い、酒樽についたにごりの泡をふき取るなど、屋内や狭いところのちり取りに手箒として使われていたようです。
コウヤボウキ
学名 Pertya scandens
キク科 コウヤボウキ属
本州(関東以西)、四国、九州、中国に分布する落葉小低木
やや乾いた明るい雑木林の林床や林縁に生える
コウヤボウキ「高野箒」は、和歌山県の高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。
高野山では弘法大師の教えで果樹や竹などの植栽を禁じられていたため、この植物でつくった箒がつかわれていたそうです。
高野山だけでなく、かつては蚕室の掃除、木綿についたチリ払い、酒樽についたにごりの泡をふき取るなど、屋内や狭いところのちり取りに手箒として使われていたようです。
コウヤボウキ
学名 Pertya scandens
キク科 コウヤボウキ属
本州(関東以西)、四国、九州、中国に分布する落葉小低木
やや乾いた明るい雑木林の林床や林縁に生える