最近、世界は大変なことになってしまっているようで、普段通りブログを更新するのも少しためらってしまうところですが、私は神様ではないので手の届く範囲というのも限られているわけで、今回のことは残念ながら私の手は届かないことのような気がするので、いつも通り淡々と日常を送りたいと思っております。
とはいえ、世界が平和であることは願ってやみません。
今回は、いつもとは趣向を変えて、日本の民謡について書いてみようと思います。
と言っても、変にナショナリズムを煽ろうという意図はないので、ご了承ください。
私は「アジャラカモクレン」という4人組のフォークユニットを組んでおりまして、連絡用のグループLINEというものもあります。
が、連絡用というよりは雑談用、というのが実際のところで、メンバーのおすすめの曲の動画などが時折貼られたりしております。
そこで話がトラディショナル音楽の話題になったので、日本の民謡について語りたいところだったのですが、LINEだとめっちゃ長くなって迷惑をかけてしまいそうなで、一旦ブログにまとめることにしました。
というわけで、どちらかというとメンバーにあてて書くという体裁を取りますので、音楽理論など、多少は噛み砕いて説明しようと思いますが、一般の方には少々わかりづらいところもあるかもしれませんが、ご了承くださいませ。
と言っても、私もそれほどガチで音楽理論を学んでいるわけではありませんので、分からないところもありますし、間違っているところもあるかもしれません。
また、ガチの民謡ファンというわけではなく、ちょこちょこ聞いてみた中で、お、これいいなぁと思ったものをご紹介していく、という感じになります。
じっくり取り組みたい課題なので、追記なり改訂なりをしていこうかなとは思っております。
あと、長文になりますので、面倒な方は読み飛ばしていただいて、貼った動画だけでも聞いていただけると嬉しいです。
私が日本の民謡に興味を持ち始めたのは、音楽の専門学校に通っていた15年ほど前でしょうか。
何という講義のタイトルだったかは忘れたのですが、音楽の様々なジャンルについての講義だったような気がします。
ちょっと変わった先生だったのですが、突然、なぜ演歌はカッコ悪いのか、ということについて話し始めました。
私自身は、カッコいいと思う曲もあるので、さすがにそこまで否定しようとは思いませんが(笑)、ジャンルとしてみた場合には、まぁ確かに残念ながら、好きかというとそうでもありません。
ただ、演歌に対して感じていた「違和感」について、その先生の話のスジは、一本通っていると思ったので、納得できるところは多くありました。
まず、日本の民謡は、アメリカのブルースと同じ「ペンタトニックスケール」が多く使われていること。
(もちろんそうでない曲もたくさんあります)
※ペンタトニックスケール(五音音階)
スケールとは、音階のことです。義務教育で習う西洋音楽の音階は、ドレミファソラシの、1オクターブを7つの音で分けるものですが、ペンタトニックは5つの音で分けるものです。
世界には様々な種類の五音音階が存在しますが、今回このブログで単に「ペンタトニックスケール」という場合には、ブルースでよく使われるドミ♭ファソシ♭というマイナーペンタトニックのことを指すこととします。
その先生がいう演歌のおかしてしまった間違い、とは、
・ミ♭の音のためにマイナーコードを当ててしまったこと。
・シではなくシ♭なのに、ドミナントモーションを無理矢理当てはめてしまったこと。
※ドミナントモーション
めっちゃ乱暴にいうと、卒業式などの「起立!礼!着席」に使う、「♪チャーン♪チャーン♪チャーン」の、礼〜着席の部分です。何というか、終わっったぜぇぇぇという、キッチリ決まった感じを受ける音の響きです。
ドから半音下がったシの音が、その響きに重要な役目を果たしています。
それに対してブルースは、
・西洋音楽的には不協和音となってしまうが、ミ♭に対してもメジャーコードをあて、むしろその不協和音の響きがカッコいい。
・西洋音楽では帰結するときに、ドミナントコードの次はトニックとほぼ決まっているが、ブルースはドミナントの後にサブドミナントコードがくることで、フワッとした印象となり、不思議な響きをもつペンタトニックスケールには合っている。
ということだそうです。
要は、西洋音楽と別の文化であるアフリカの音楽が、アメリカに渡り西洋の音楽理論と出会ったが、取り込まれることなく時に型を破りながら逆に取り込み、ブルースというカッコいい音楽が生まれた、という話です。
まぁブルース好きじゃない人は何のこっちゃという話ですが。
あと、ジャズについてまで触れると話が長くなるのと、私自身がそれほど詳しくはないので、ここでは一旦置いておきます。
ともかく、演歌を否定することが目的ではなく、日本の民謡について、西洋音楽的なアプローチではなく、ブルース的なアプローチを取ってみるのも面白いかもね、くらいに聞いていただけると幸いです。
そこでその講師の先生が、民謡はカッコいい、と連呼していました。
民謡なんて、ばあさまがNHKののど自慢とかで歌ってるやつだろう?とか思っていたのですが、試しに改めて少し聞いてみたところ、確かにこれはブルースじゃねぇか!と目が覚めるような思いがしたというわけです。
では、私がガチでカッコいいと思う民謡を、今回は4つ挙げたいと思います。
①安里屋ユンタ
最初はジャブという感じで、沖縄民謡をあげてみようと思います。
この曲はメジャーのミュージシャンもカバーしている、有名どころです。
音楽を特別好きではない一般の方でも、「沖縄の民謡はカッコいい」という認識の方は多いのではないでしょうか。
それはいわゆる「琉球音階」というものによるものと思われます。
琉球音階は、ド(レ)ミファソシという音が使われているものが多いようです。
先に述べた”演歌の過ち”と比べてみると、
・ミ♭ではなくミなので、普通にメジャーコードを当てることができる。
・シの音があるので、普通にドミナントモーションを適用できる。
という、西洋音楽(現代音楽)と親和性の高い特徴があることが分かります。
違和感のない現代アレンジが可能であることに加え、ラの音が無い事によるエキゾチックな感じが、現代の日本人にも広く受け入れられている要素ではないでしょうか。
とここまで「琉球音階」についての考察をしましたが、「安里屋ユンタ」にはいわゆる「琉球音階」は使われていません(笑)
ドレミソラという五音音階が使われています。
「蛍の光」とか「アメージング・グレース」でも使われている、素朴な感じのする音階ですね。
中国あたりの影響を受けているのでしょうか。
音楽用語ではメジャーペンタトニックと呼ぶらしいです。
ただ、このドレミソラという音階、キーを1音半(半音三つ分)上げて弾いてみましょうか。
ドを一音半上げるとミ♭で、レを一音半上げるとファで…とやっていくと…
ミ♭ファソシ♭ドですね。
あら?先程のマイナーペンタトニックと構成する音が同じではありませんか?
どの音を基準とするかで、受ける印象が全く違うものになるという、なんとも不思議なことです。
貼ってみるのは、二胡のような楽器が入っているアレンジのものです。
以前図書館で借りたCDにこのアレンジの曲が入っていたのですが、YouTube上ではなかなか見つからず、でもなんとか見つけることができました。
個人的にはこのアレンジが一番好きなんですよねぇ。
(ちなみに、このチャンネル、沖縄民謡ってこんな感じだったっけ?という曲がたくさんアップされていて興味深かったです。
バリのガムランか?と思うような、やっぱり東南アジアの影響も大きいんでしょうね。)
②ソーラン節
民謡は、民衆の労働歌が歌い伝えられてきたものが多く存在する、というところも、ブルースと背景が似ているかもしれません。
先の「安里屋ユンタ」も、厳密には1934年に標準語版として作曲された「新安里屋ユンタ」というバージョンで、元々は田植え唄だったとウィキペディアに書いてありました。
ソーラン節も、ニシン漁に携わった労働者たちの唄が元になっている、ということです。
憶測にはなりますが、昔はミュージシャンはカタギではない扱いだったわけですが、代わりに、人々は歌いながら仕事をしていたのかなぁと思うと、なんだか胸が熱くなるものがあります。
最初に民謡のCDを買った時、全国のベスト盤みたいなものだったのですが、やはり曲順は北から南へという順番になっており、一曲目が北海道民謡のソーラン節でした。
現在では様々なアレンジの「ソーラン節」が出されていますが、そのCDの曲を聞いた時に、あれ、ソーラン節ってこんな感じだったっけ?カッコ良くないか?と、民謡を見直した曲でした。
初代 浜田喜一さんという方が唄われていて、エンエンヤーをヤー⤴︎としゃくり上げる唄い方がめっちゃカッコよかったので、そのバージョンをYouTubeで探していました。
が、探しているうちに、下に貼るバージョンに行き着きました。
正直、聞いた方の8割、9割は「なんじゃこりゃ?」って感じになると思うバージョンなので、迷いましたが、今回のブログは「オススメの民謡」ではく、「ガチでカッコいいと思う民謡」なので、これにします。
初めてモーターヘッドを聞いて、ふふってなった時のような、めっちゃカッコいいと思います。
③八木節
この曲も割とメジャーで、様々なアレンジのものが出されていると思います。
なんとなくコメディなイメージがあるのは、ドリフのせいだと思います(笑)
これに関しては、まぁとりあえず聞いてくれよ、という感じです。
いやもう、普通にソウルでファンクでロックですよ。
唄というより叫び。めっちゃカッコいい。
④磯節
賑やかな曲と、汗臭さが漂ってきそうな(笑)曲が続いたので、最後はゆったりした曲を。
私は千葉県民なのですが、お隣茨城県の民謡です。
「ハァ〜サイショネェ」という合いの手がツボなので、この曲を選びました。
花街でも唄われていたということで、なんだか昼ビールがしたくなる曲ですね(笑)
貼ってみるのは、なんとなくまぁ最後くらいね、可愛い人が唄っているものを選びました(笑)
でも少し色々探しながら聞いてみたら、芸者さんが唄ってるような気怠い感じの小唄バージョンとかもあったりして、それも結構いい感じでした。
私が民謡にもう少し目を向けようと思ったのは、以前にブログでも書いたのですが、10年ほど前にイギリスのスコットランドを旅行したことも大きなきっかけになっていると思います。
観光地や大きな通りでは、バグパイプを吹いているストリートミュージシャンがあちこちにおり、素直に自国の伝統音楽を誇りを持って演奏できているのは羨ましいなぁ、と思ったのでした。
せっかく日本の民謡もカッコいいので、自分でもなんとかやってみたいなぁという気持ちもあります。
ただ、私自身は千葉県のベッドタウンで生まれ育ったので、今から民謡を習いに行くというよりは、今自分の中にあるものでなんとか形にならないかなぁと考えております。
それでは、長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
そして、リンクを貼らせていただいたチャンネルの方々と演者の方々、ありがとうございました!!
とはいえ、世界が平和であることは願ってやみません。
今回は、いつもとは趣向を変えて、日本の民謡について書いてみようと思います。
と言っても、変にナショナリズムを煽ろうという意図はないので、ご了承ください。
私は「アジャラカモクレン」という4人組のフォークユニットを組んでおりまして、連絡用のグループLINEというものもあります。
が、連絡用というよりは雑談用、というのが実際のところで、メンバーのおすすめの曲の動画などが時折貼られたりしております。
そこで話がトラディショナル音楽の話題になったので、日本の民謡について語りたいところだったのですが、LINEだとめっちゃ長くなって迷惑をかけてしまいそうなで、一旦ブログにまとめることにしました。
というわけで、どちらかというとメンバーにあてて書くという体裁を取りますので、音楽理論など、多少は噛み砕いて説明しようと思いますが、一般の方には少々わかりづらいところもあるかもしれませんが、ご了承くださいませ。
と言っても、私もそれほどガチで音楽理論を学んでいるわけではありませんので、分からないところもありますし、間違っているところもあるかもしれません。
また、ガチの民謡ファンというわけではなく、ちょこちょこ聞いてみた中で、お、これいいなぁと思ったものをご紹介していく、という感じになります。
じっくり取り組みたい課題なので、追記なり改訂なりをしていこうかなとは思っております。
あと、長文になりますので、面倒な方は読み飛ばしていただいて、貼った動画だけでも聞いていただけると嬉しいです。
私が日本の民謡に興味を持ち始めたのは、音楽の専門学校に通っていた15年ほど前でしょうか。
何という講義のタイトルだったかは忘れたのですが、音楽の様々なジャンルについての講義だったような気がします。
ちょっと変わった先生だったのですが、突然、なぜ演歌はカッコ悪いのか、ということについて話し始めました。
私自身は、カッコいいと思う曲もあるので、さすがにそこまで否定しようとは思いませんが(笑)、ジャンルとしてみた場合には、まぁ確かに残念ながら、好きかというとそうでもありません。
ただ、演歌に対して感じていた「違和感」について、その先生の話のスジは、一本通っていると思ったので、納得できるところは多くありました。
まず、日本の民謡は、アメリカのブルースと同じ「ペンタトニックスケール」が多く使われていること。
(もちろんそうでない曲もたくさんあります)
※ペンタトニックスケール(五音音階)
スケールとは、音階のことです。義務教育で習う西洋音楽の音階は、ドレミファソラシの、1オクターブを7つの音で分けるものですが、ペンタトニックは5つの音で分けるものです。
世界には様々な種類の五音音階が存在しますが、今回このブログで単に「ペンタトニックスケール」という場合には、ブルースでよく使われるドミ♭ファソシ♭というマイナーペンタトニックのことを指すこととします。
その先生がいう演歌のおかしてしまった間違い、とは、
・ミ♭の音のためにマイナーコードを当ててしまったこと。
・シではなくシ♭なのに、ドミナントモーションを無理矢理当てはめてしまったこと。
※ドミナントモーション
めっちゃ乱暴にいうと、卒業式などの「起立!礼!着席」に使う、「♪チャーン♪チャーン♪チャーン」の、礼〜着席の部分です。何というか、終わっったぜぇぇぇという、キッチリ決まった感じを受ける音の響きです。
ドから半音下がったシの音が、その響きに重要な役目を果たしています。
それに対してブルースは、
・西洋音楽的には不協和音となってしまうが、ミ♭に対してもメジャーコードをあて、むしろその不協和音の響きがカッコいい。
・西洋音楽では帰結するときに、ドミナントコードの次はトニックとほぼ決まっているが、ブルースはドミナントの後にサブドミナントコードがくることで、フワッとした印象となり、不思議な響きをもつペンタトニックスケールには合っている。
ということだそうです。
要は、西洋音楽と別の文化であるアフリカの音楽が、アメリカに渡り西洋の音楽理論と出会ったが、取り込まれることなく時に型を破りながら逆に取り込み、ブルースというカッコいい音楽が生まれた、という話です。
まぁブルース好きじゃない人は何のこっちゃという話ですが。
あと、ジャズについてまで触れると話が長くなるのと、私自身がそれほど詳しくはないので、ここでは一旦置いておきます。
ともかく、演歌を否定することが目的ではなく、日本の民謡について、西洋音楽的なアプローチではなく、ブルース的なアプローチを取ってみるのも面白いかもね、くらいに聞いていただけると幸いです。
そこでその講師の先生が、民謡はカッコいい、と連呼していました。
民謡なんて、ばあさまがNHKののど自慢とかで歌ってるやつだろう?とか思っていたのですが、試しに改めて少し聞いてみたところ、確かにこれはブルースじゃねぇか!と目が覚めるような思いがしたというわけです。
では、私がガチでカッコいいと思う民謡を、今回は4つ挙げたいと思います。
①安里屋ユンタ
最初はジャブという感じで、沖縄民謡をあげてみようと思います。
この曲はメジャーのミュージシャンもカバーしている、有名どころです。
音楽を特別好きではない一般の方でも、「沖縄の民謡はカッコいい」という認識の方は多いのではないでしょうか。
それはいわゆる「琉球音階」というものによるものと思われます。
琉球音階は、ド(レ)ミファソシという音が使われているものが多いようです。
先に述べた”演歌の過ち”と比べてみると、
・ミ♭ではなくミなので、普通にメジャーコードを当てることができる。
・シの音があるので、普通にドミナントモーションを適用できる。
という、西洋音楽(現代音楽)と親和性の高い特徴があることが分かります。
違和感のない現代アレンジが可能であることに加え、ラの音が無い事によるエキゾチックな感じが、現代の日本人にも広く受け入れられている要素ではないでしょうか。
とここまで「琉球音階」についての考察をしましたが、「安里屋ユンタ」にはいわゆる「琉球音階」は使われていません(笑)
ドレミソラという五音音階が使われています。
「蛍の光」とか「アメージング・グレース」でも使われている、素朴な感じのする音階ですね。
中国あたりの影響を受けているのでしょうか。
音楽用語ではメジャーペンタトニックと呼ぶらしいです。
ただ、このドレミソラという音階、キーを1音半(半音三つ分)上げて弾いてみましょうか。
ドを一音半上げるとミ♭で、レを一音半上げるとファで…とやっていくと…
ミ♭ファソシ♭ドですね。
あら?先程のマイナーペンタトニックと構成する音が同じではありませんか?
どの音を基準とするかで、受ける印象が全く違うものになるという、なんとも不思議なことです。
貼ってみるのは、二胡のような楽器が入っているアレンジのものです。
以前図書館で借りたCDにこのアレンジの曲が入っていたのですが、YouTube上ではなかなか見つからず、でもなんとか見つけることができました。
個人的にはこのアレンジが一番好きなんですよねぇ。
(ちなみに、このチャンネル、沖縄民謡ってこんな感じだったっけ?という曲がたくさんアップされていて興味深かったです。
バリのガムランか?と思うような、やっぱり東南アジアの影響も大きいんでしょうね。)
②ソーラン節
民謡は、民衆の労働歌が歌い伝えられてきたものが多く存在する、というところも、ブルースと背景が似ているかもしれません。
先の「安里屋ユンタ」も、厳密には1934年に標準語版として作曲された「新安里屋ユンタ」というバージョンで、元々は田植え唄だったとウィキペディアに書いてありました。
ソーラン節も、ニシン漁に携わった労働者たちの唄が元になっている、ということです。
憶測にはなりますが、昔はミュージシャンはカタギではない扱いだったわけですが、代わりに、人々は歌いながら仕事をしていたのかなぁと思うと、なんだか胸が熱くなるものがあります。
最初に民謡のCDを買った時、全国のベスト盤みたいなものだったのですが、やはり曲順は北から南へという順番になっており、一曲目が北海道民謡のソーラン節でした。
現在では様々なアレンジの「ソーラン節」が出されていますが、そのCDの曲を聞いた時に、あれ、ソーラン節ってこんな感じだったっけ?カッコ良くないか?と、民謡を見直した曲でした。
初代 浜田喜一さんという方が唄われていて、エンエンヤーをヤー⤴︎としゃくり上げる唄い方がめっちゃカッコよかったので、そのバージョンをYouTubeで探していました。
が、探しているうちに、下に貼るバージョンに行き着きました。
正直、聞いた方の8割、9割は「なんじゃこりゃ?」って感じになると思うバージョンなので、迷いましたが、今回のブログは「オススメの民謡」ではく、「ガチでカッコいいと思う民謡」なので、これにします。
初めてモーターヘッドを聞いて、ふふってなった時のような、めっちゃカッコいいと思います。
③八木節
この曲も割とメジャーで、様々なアレンジのものが出されていると思います。
なんとなくコメディなイメージがあるのは、ドリフのせいだと思います(笑)
これに関しては、まぁとりあえず聞いてくれよ、という感じです。
いやもう、普通にソウルでファンクでロックですよ。
唄というより叫び。めっちゃカッコいい。
④磯節
賑やかな曲と、汗臭さが漂ってきそうな(笑)曲が続いたので、最後はゆったりした曲を。
私は千葉県民なのですが、お隣茨城県の民謡です。
「ハァ〜サイショネェ」という合いの手がツボなので、この曲を選びました。
花街でも唄われていたということで、なんだか昼ビールがしたくなる曲ですね(笑)
貼ってみるのは、なんとなくまぁ最後くらいね、可愛い人が唄っているものを選びました(笑)
でも少し色々探しながら聞いてみたら、芸者さんが唄ってるような気怠い感じの小唄バージョンとかもあったりして、それも結構いい感じでした。
私が民謡にもう少し目を向けようと思ったのは、以前にブログでも書いたのですが、10年ほど前にイギリスのスコットランドを旅行したことも大きなきっかけになっていると思います。
観光地や大きな通りでは、バグパイプを吹いているストリートミュージシャンがあちこちにおり、素直に自国の伝統音楽を誇りを持って演奏できているのは羨ましいなぁ、と思ったのでした。
せっかく日本の民謡もカッコいいので、自分でもなんとかやってみたいなぁという気持ちもあります。
ただ、私自身は千葉県のベッドタウンで生まれ育ったので、今から民謡を習いに行くというよりは、今自分の中にあるものでなんとか形にならないかなぁと考えております。
それでは、長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
そして、リンクを貼らせていただいたチャンネルの方々と演者の方々、ありがとうございました!!