龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

ケガは病気じゃない

2010年09月25日 | 春日館道場
今日は、西予市野村町の乙亥会館で行われる野村高校相撲部の稽古に参加
朝からマサキ君、キヨト君、ヨシカズ君を連れて、車で松山市から西予市へ移動car

立ち合いの当たり、当たった後の肘の伸ばし方、おっつけの方法などを指導し、最後に全員にぶつかり稽古の胸を出した。



ケガで稽古を見学していた子がいたので、柔道オリンピック金メダリストの石井慧選手の著書「石井訓」に書かれていた話を聞かせてあげた。

石井選手は、高校時代に太もも裏の靱帯を損傷し、骨盤の根元で切れかかっている大けがの時も「ケガは病気じゃない」と言って稽古を休まなかったそうだ。

病気で休むのは仕方ない。(ウィルスに冒されて熱がある)

でもケガは病気じゃない。

足をケガしたら上半身を鍛えればよい。

腕をケガしたら足を鍛えればよい。

「才能がない人間が努力し続けられるのは、自分はこれまで練習を休まないでやってこれたという自信だけなんです。ケガをして休むことで甘えが生じて、自信さえも揺らいでしまうようになるんでしょう。」(石井父 談)と言い、大学進学後も練習相手が強くケガが絶えなかったが、稽古は休まなかったそうだ。

石井選手は、今晩の総合格闘技のイベント「DREAM」でも超人ミノワマンを立ち技、寝技で圧倒し、試合後「キックボクシングをもっと本格的に学びたい」と言っていた。

石井選手の向上心は、とどまるところを知らない。本当に敬服する。
「努力できることが、一番の才能」を実践し続け、進化し続ける石井選手をこれからも応援したい。

野村高校相撲部員にも今度「石井訓」を貸してあげようと思った。

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