毎年、恒例の年末決戦。
1年の練習の成果を試します。
全日本オープン大会で優勝。全日本選手権で優勝。アジア選手権・優勝(すべて、シニアの部)と年々ステップアップしてきましたが、今年は国際大会です。
11月28、29日に東京国際ブラジリアン柔術オープントーナメントが開催されます。
11月27日(金)の仕事が終わってから、松山空港発の最終便で東京羽田空港に飛びました。
東京到着後、街を歩くと「ラストクリスマス」「恋人がサンタクロース」といった曲が流れ、夜の街はクリスマスムード一色。
勝ちたい。
負けるかも知れない。
ケガするかも知れない。
でも何とかして勝ちたい。
小学生の頃から相撲、空手、柔道、柔術と幾多の試合を闘ってきましたが、43才になっても、やはり、試合前は精神的に追い込まれます。
試合当日は、電車で東京都綾瀬の東京武道館に向かいます。
昨年、アジア選手権を闘った会場です。ゲンを担いで宿舎も去年と同じ宿舎を取りました。
今回、参加15カ国から約500名(会長あいさつで言っていた)の参加があったそうです。柔道畳6面を同時進行で朝から晩まで試合は続きます。
私が出場するカテゴリーは、シニア2(41歳以上46才未満)紫帯・無差別級です。
1回戦は、シードされており、準決勝からスタート。
対戦相手は韓国の人。
相手が、柔道の高段者の可能性もあるので、柔道で捌こうと思わずに、大事なときは一番得意な相撲で勝負します。もろ手刈りタックルで突進、突進。途中、カウンターでタックルが決まり、横四方固めからV1アームロック(腕がらみ)を極めます。
一つ勝って少しプレッシャーから解放されます。
決勝戦は、過去にシニアの部で全日本大会で優勝している日本人。
決勝戦前は、瞑想。
「優勝と準優勝は雲泥の差」「絶対に勝つ」と自分に言い聞かせます。
組み手争いから体落とし、パスガードしてアームロックを狙いにいくが、阻まれ。横四方固めから上四方固め。脇を掬って腕十字をねらうが、これもとれないので、マウントポジション(4ポイント)を取って、締めにいくが、ガードされて上手く締まりません。
ここで、レフェリーから膠着に対するルーチ(積極的に極めに行こうという動きがないという指導)
柔道と違い、横四方や袈裟固めで押さえ込んでいても、ジッとしていると押さえ込んでいる方に指導が来ます。常に関節を極めたり、締めで一本を取る努力を見せないといけないのです。
しかし、あまり積極的に動きすぎるとゴロンとひっくり返されて、スイープ・2ポイントが相手に入ってしまいます。試合を重ねているので、減点、加算のポイント計算方法も感覚的にわかってきました。スキあれば、関節か締めで一本を狙いに行くが、試合では、無理はせず、ポジショニング重視でポイントを重ねていくのが賢明です。
結局、5分タイムアップ。ポイント判定で勝つことが出来ました。
一本よりも勝ち(優勝)にこだわりました。
表彰式では、パラエストラ総帥の中井祐樹先生にツーショットをお願いすると
「写真一緒に良いですか?」
「もちろ~んですよ!」
「ブログに載せて良いですか?」
「OK!OK!龍山さん、ブログなんかやるんですか?龍山さん!やりますね~!」
中井先生は、日本ブラジリアン柔術連盟会長ですが、偉ぶったところがなく、気さくで、いつもフレンドリーです。
全日本、アジア、インターナショナルとシニアで優勝して、次の目標は若い年齢のクラスに出て行くことも考えられますが、プロレスラーのような人たちと対戦しないといけません。
例えばこんな感じ。顔の大きさでは勝ってます。
(写真は、黒帯アダルト・無差別級3位のダニエル・チェルビン選手・28才)
とりあえず、勝てて良かったです。みんなに感謝です。
父、母、兵頭先生、妻、家族、林さん、廣瀬さん、相原さん、アンディ、練習してくれた人たち、みんなありがとう。
最後に
「相撲は強いんです!」
「春日館は、強いんです!」
1年の練習の成果を試します。
全日本オープン大会で優勝。全日本選手権で優勝。アジア選手権・優勝(すべて、シニアの部)と年々ステップアップしてきましたが、今年は国際大会です。
11月28、29日に東京国際ブラジリアン柔術オープントーナメントが開催されます。
11月27日(金)の仕事が終わってから、松山空港発の最終便で東京羽田空港に飛びました。
東京到着後、街を歩くと「ラストクリスマス」「恋人がサンタクロース」といった曲が流れ、夜の街はクリスマスムード一色。
勝ちたい。
負けるかも知れない。
ケガするかも知れない。
でも何とかして勝ちたい。
小学生の頃から相撲、空手、柔道、柔術と幾多の試合を闘ってきましたが、43才になっても、やはり、試合前は精神的に追い込まれます。
試合当日は、電車で東京都綾瀬の東京武道館に向かいます。
昨年、アジア選手権を闘った会場です。ゲンを担いで宿舎も去年と同じ宿舎を取りました。
今回、参加15カ国から約500名(会長あいさつで言っていた)の参加があったそうです。柔道畳6面を同時進行で朝から晩まで試合は続きます。
私が出場するカテゴリーは、シニア2(41歳以上46才未満)紫帯・無差別級です。
1回戦は、シードされており、準決勝からスタート。
対戦相手は韓国の人。
相手が、柔道の高段者の可能性もあるので、柔道で捌こうと思わずに、大事なときは一番得意な相撲で勝負します。もろ手刈りタックルで突進、突進。途中、カウンターでタックルが決まり、横四方固めからV1アームロック(腕がらみ)を極めます。
一つ勝って少しプレッシャーから解放されます。
決勝戦は、過去にシニアの部で全日本大会で優勝している日本人。
決勝戦前は、瞑想。
「優勝と準優勝は雲泥の差」「絶対に勝つ」と自分に言い聞かせます。
組み手争いから体落とし、パスガードしてアームロックを狙いにいくが、阻まれ。横四方固めから上四方固め。脇を掬って腕十字をねらうが、これもとれないので、マウントポジション(4ポイント)を取って、締めにいくが、ガードされて上手く締まりません。
ここで、レフェリーから膠着に対するルーチ(積極的に極めに行こうという動きがないという指導)
柔道と違い、横四方や袈裟固めで押さえ込んでいても、ジッとしていると押さえ込んでいる方に指導が来ます。常に関節を極めたり、締めで一本を取る努力を見せないといけないのです。
しかし、あまり積極的に動きすぎるとゴロンとひっくり返されて、スイープ・2ポイントが相手に入ってしまいます。試合を重ねているので、減点、加算のポイント計算方法も感覚的にわかってきました。スキあれば、関節か締めで一本を狙いに行くが、試合では、無理はせず、ポジショニング重視でポイントを重ねていくのが賢明です。
結局、5分タイムアップ。ポイント判定で勝つことが出来ました。
一本よりも勝ち(優勝)にこだわりました。
表彰式では、パラエストラ総帥の中井祐樹先生にツーショットをお願いすると
「写真一緒に良いですか?」
「もちろ~んですよ!」
「ブログに載せて良いですか?」
「OK!OK!龍山さん、ブログなんかやるんですか?龍山さん!やりますね~!」
中井先生は、日本ブラジリアン柔術連盟会長ですが、偉ぶったところがなく、気さくで、いつもフレンドリーです。
全日本、アジア、インターナショナルとシニアで優勝して、次の目標は若い年齢のクラスに出て行くことも考えられますが、プロレスラーのような人たちと対戦しないといけません。
例えばこんな感じ。顔の大きさでは勝ってます。
(写真は、黒帯アダルト・無差別級3位のダニエル・チェルビン選手・28才)
とりあえず、勝てて良かったです。みんなに感謝です。
父、母、兵頭先生、妻、家族、林さん、廣瀬さん、相原さん、アンディ、練習してくれた人たち、みんなありがとう。
最後に
「相撲は強いんです!」
「春日館は、強いんです!」