今年の９月２２日（日）に愛媛県松山市の愛媛県武道館で「わんぱく相撲女子全国大会」が開催されました。
この大会の小学４年生の部。第11試合の神奈川県代表と兵庫県淡路代表の選手の試合が、水入り取り直し11回（規定で３分間 ✖ １２回 ＝合計36分間）で勝負がつかない事態が起こりました。
36分間の激闘の末、このままでは当該選手の健康面、そして大会運営にも支障が出ると大会競技委員会が判断して、抽選で決着をつけました。
負けた方の女の子（兵庫県淡路代表）が、抽選ではなく「相撲で」白黒決着をつけたいとテレビ番組の「探偵！ナイトスクープ」の探偵に相談して、今度はテレビの企画として、全国大会と同じ愛媛県に集まって決着戦を行った様子が、愛媛朝日テレビの深夜に放送されました。
「今度は決着がつくまで何時間でもやる！」と両選手ともに意気込みを語っていましたが、全国大会で負けた方の選手は、かなり作戦を練ってきていたようで、大会の時のように相手に頭をつけさせず、背が高い自分の方が頭をつける態勢をつくって、今度は１分ほどで決着がつきました。
全国大会では11回取り直した末に抽選で負けて、テレビ番組「探偵！ナイトスクープ」の探偵に相談した兵庫県淡路代表の選手の方が勝ちとなりました。
二人とも、まだ小学４年生。この経験をもとに長く相撲を続けてくれればと願います。
