今年9月22日(日)に「第5回わんぱく相撲女子全国大会」が、愛媛県松山市の愛媛県武道館で開催された。
この大会の小学4年生・個人戦の取り組みで、相撲歴50年の私も初めて経験する珍事が起こった。
わんぱく相撲女子全国大会の競技会規定で
「競技開始後3分を経過しても勝負が決しない場合は、競技を中止し、直ちに『取り直し』とする。(第16条)」
「連続2回取り直しとなった場合は、3分間の休憩を取らせる。(わんぱく相撲女子全国大会の特別規程)」
となっているが、11回取り直しの末、12回目(トータル36分間)でも決着はつかず、競技している小学4年生の女子選手の体力、健康面への配慮から、競技委員長(私)と審判長、副審判長が協議の上で抽選で白黒をつけることとした。
抽選(くじ引き)で勝ち負けが決まった瞬間、負けた選手の眼から、涙がこぼれ落ちた。
よほど悔しかったのか、納得がいかなかったのか。
人気テレビ番組の「探偵!ナイトスクープ」の探偵さんに相談して、番組の企画で当事者である神奈川県の選手と兵庫県の選手が、愛媛県西予市の乙亥会館の土俵で決着をつけることとなった。
その模様が、今週金曜日(12月20日)の深夜0時20分から、愛媛朝日テレビの「探偵!ナイトスクープ」で放送されます。
私は、わんぱく相撲女子全国大会の競技委員長だったので、撮影でも審判員として協力しました。
当日の様子を放送前に書くと「ネタバレ」になるので、撮影内容の詳細を書くのは控えます。
▼決着戦の会場となった愛媛県西予市の乙亥会館の土俵
▼「探偵!ナイトスクープ」の探偵として、来県されたタレントの麒麟の田村さんと撮影!