刮目天(かつもくてん)のブログだ!

すべての仮説は検証しないと古代妄想かも知れません!新しい発想で科学的に古代史の謎解きに挑戦します!

歴史の噓を暴露してくれるの?!(#^.^#)

2023-12-20 20:06:12 | 古代史
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いい動画がありましたので、いつものコメントしました。よろしければおつきあいください(;^ω^)




いつも楽しませてもらっています。とても上手に話されるので、つい引き込まれますが、神武天皇や欠史八代の話などは日本建国の史実を隠すために作られたもので事実ではないということに気付かないと、本当の日本の古代史を見つけることができないですよね(*´Д`)

多くの皆さんは日本の現存する最古の歴史書が天皇が編纂を命じたので天皇の歴史書だと習ってきましたが、正史「日本書紀」の完成は崩御して34年後なのです。その時の権力者は藤原不比等ですので、天皇の歴史書の姿を借りて藤原氏が権力を握り続ける正統性を述べる文書だったのです。

天武天皇の妃鵜野讃良(うのさらら、持統天皇とされていますがウソ、日本には女帝は存在していません、詳細は「不比等はイエス様に匹敵する?」参照)と組んで、優秀な皇子たちを謀略で殺し・排除し、鵜野の孫の文武天皇を15歳で即位させて、不比等の娘宮子を妃にしました。律令制度を整えることにより、建国時代に活躍した先祖を持つ豪族の台頭を抑えるためにでたらめな建国神話を作り、天皇の外戚となって、天皇を貶めて、嘲笑し、天皇の権力さえも奪ったのですよ。

日本書紀はその集大成でしたので、720年の完成を見て安心して不比等は亡くなりました。藤原氏の子孫たちも相当やり手で、悪辣でしたので、ライバルはほとんど謀殺されたり、失脚させられて藤原氏が天下を握り続けます。社名や神社伝承や祭神名までも藤原氏が中臣氏に命じて日本書紀に合うように強引に変更させています。不比等が卑弥呼を祀る神社の社名まで変えさせた証拠もありますよ(詳細は「卑弥呼は日食で殺されたムナカタの姫巫女だろう」参照)。

日本書紀よりも前の712年に完成したとされる古事記は、9世紀に日本書紀を講義していた学者多人長(おおのひとなが)が突然表に出してきたもので、正史に古事記についての記録もありませんし、日本書紀で引用・参照したと分かる痕跡もありません。(2024.8.29 赤字追加)

多くの方は記紀が天皇の歴史書だと信じているので、偽書だと認めることができないでいます。だから真相が謎のままなのです。古事記は日本書紀で隠された史実を、藤原氏に悟られることなく暴露するための暗号書なのです(詳細は「空白の世紀と倭の五王の謎?(その1)~(その3)」「富雄丸山古墳に隠された大きな秘密?」など参照)。

上述のとおり、不比等は日本が建国される、ヤマト王権が誕生する3世紀の卑弥呼の時代の史実が都合が悪いので、日本書紀で史実を隠したのです。驚くと思いますが、高天原神話・国譲り神話などは不比等が創作したものですよ。そして、古事記は江戸中期に国学者の本居宣長が発掘して大絶賛するまで、ほとんど世の中に知られていなかったので、記紀神話は江戸時代に作られたと言っていいのです。江戸時代までは記紀神話と全く異なる神仏習合、修験道や道教に影響を受けた神話が人々に語れていたのですが、明治維新の神仏分離令で完全に破壊され、記紀に基づく国史を学校教育で教えたので、戦後の皆さんも記紀の内容がほぼ史実だと思い込まされているのです(#^.^#)

また、魏志倭人伝は3世紀ごろの日本のことが書いてあるので、正しく解釈すれば邪馬台国も卑弥呼の墓も見つけられると考えてやっていますが、正しく解釈することの意味がよく理解できていません。だからいまだに正しい答え=真相が見つけられないのですよ。魏志倭人伝は、西晋の基礎を作った魏の実力者司馬懿の功績を称えるのが目的の政治文書なので、書いてあることが事実と食い違う理由を考えれば、真相に近づけます。

ですから、編纂者の目的や意図を考えて、真相を推理して、仮説を構築し、事実、つまり考古学や民俗学などの成果によって検証すると、蓋然性の高い仮説が得られます。そのような科学的な手法で推論を重ねると、ヤマト王権の成立過程が分かります。その中で倭国大乱やその結果生まれた邪馬台国の場所も分かるのです。詳しくは「【刮目天の古代史】古代史の謎はアブダクションで解明できる!(^_-)-☆」をご参照ください。ちなみに卑弥呼の墓「三柱山古墳」も発見しています(詳細は「邪馬台国は安心院(あじむ)にあった!」参照)。お邪魔しました(#^.^#)


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