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インド由来?の蛇神「ナーガ」から始まって、気づいたらヤマタノオロチさんについて結構しゃべってたよの巻【聖地巡礼小話vol.21】
歌い手・絵夢のYouTube ch. 2か月前
興味ある話題をありがとうございます。日本にヘビ神や龍神が古くから見られますが、ご存じのとおり有名な国宝金印のツマミがヘビでした。つまみはそれぞれの民族のシンボル的な動物になっていますから、日本はヘビ神(ナーガ)を信奉する民族で間違いないのですよね。その金印は倭の奴国王に与えたものですので、奴はナーガという意味だったと分かります。
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記紀神話に高天原に最初に降り立った神が天御中主神とありますが、10世紀の宋に留学した東大寺の僧が「王年代紀」を献上しました。そこには初代王が天御中主で、そこから23代の王が筑紫・日向宮に居て最後の王の四男が大和洲橿原宮で即位した神武天皇で以下64代の円融天皇まで記載されています(宋史 日本伝)。この王年代紀によって、日本神話の高天原は奴国王が支配する倭国であり、「日本は古の倭の奴国」だったと認めて、それ以後の正史新唐書から日本伝一本に代わっています。
天御中主の天は海を意味し、中は奴(ナーガ)ですから、ナーガを信奉する海人族の王という意味だったのです。日本で最初の王墓が福岡市吉武高木遺跡にあります。初代から三代の王とそれぞれの妃や王子などが葬られており、王年代紀の二代目王が天村雲尊、三代目王が天八重雲尊です。天村雲尊の墓から三種の神器が出土しています。4代目から春日市須玖岡本遺跡に王宮を遷し、比恵・那珂遺跡に交易センターを作って奴国隆盛の基礎がつくられましたが、その王が天禰聞尊(あめのににぎのみこと)なのです。つまり、祖父天村雲尊から三種の神器を与えられて博多で領土拡大した王だったので、これが天孫降臨神話のもとになった史実だと分かりました。
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まだあります、16代王沫名杵尊が金印を賜った王で、列島の珍しい品物を倭人と交渉して入手するために楽浪郡からやってきた華僑の権益保護の目的で授けられたと岡田英弘「日本史の誕生」にあります。
ですから、次の伊弉諾尊が列島の海運を支配していたムナカタ海人族の姫イザナミを娶った話が国生み・神生み神話です。そして18代王素戔嗚尊(スサノヲ)が半島南部から鉄素材を独占的に入手して丹後半島の奈具岡遺跡(ナーガの丘です)などで糸魚川のヒスイを仕入れて玉造りして、交易品を奴国王に供給させたと考えています。スサノヲが倭国東北千里のタバナ国出身の倭人で新羅第四代脱解王のモデルだと推理しています。タバナ国は丹波の奴国という意味です。
多くの日本人は、天武天皇が日本書紀の編纂を命じたので、天皇の歴史書だと学校でも習っています。でも完成したのは崩御して34年後になります。当時の権力者は藤原不比等でした。皇后とされた鵜野讃良(天智天皇皇女)と組んで皇位を奪い、鵜野の孫を15歳で文武天皇に即位させ、不比等の娘宮子を妃として、藤原氏が権力を握りました。藤原氏に都合の好い律令制度も作り、不都合な日本建国時代に活躍した豪族の史実を日本神話を創って閉じ込め、人代の歴史も相当改ざんしています。
空白の4世紀の天皇や倭の五王の系譜も隠しています。そして創作した神話に基づいて神祇祭祀を独占し、各地の豪族の祖神を祀る神社の社名・祭神・由緒などを作り替えさせています。前回の富雄丸山古墳は不比等が隠した宇治天皇(うじのわきのいらつこ)の墓だと推理しています。詳細は拙ブログ「富雄丸山古墳に隠された大きな秘密?」をご参照ください。
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古事記は先に完成されたとありますが、序文にあるだけで、実は正史のどこにも記録がなく、9世紀の朝廷で日本書紀を講義していた学者多人長が突然出してきたものなのです。日本書紀が隠した真相をそれとなく暴露するための暗号書だったことが空白の世紀と倭の五王のなぞの解明で分かりました。詳しくは【刮目天の古代史】をご参照ください。突然、長々と失礼しました(^^;)
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王年代紀は記紀神話を正した!(^_-)-☆
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空白の世紀と倭の五王の謎?(その1)・(その2)・(その3)
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【刮目天の古代史】倭人とは?(^_-)-☆
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通説と違うので、いろいろと疑問点をお寄せください(^◇^)
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興味ある話題をありがとうございます。日本にヘビ神や龍神が古くから見られますが、ご存じのとおり有名な国宝金印のツマミがヘビでした。つまみはそれぞれの民族のシンボル的な動物になっていますから、日本はヘビ神(ナーガ)を信奉する民族で間違いないのですよね。その金印は倭の奴国王に与えたものですので、奴はナーガという意味だったと分かります。
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記紀神話に高天原に最初に降り立った神が天御中主神とありますが、10世紀の宋に留学した東大寺の僧が「王年代紀」を献上しました。そこには初代王が天御中主で、そこから23代の王が筑紫・日向宮に居て最後の王の四男が大和洲橿原宮で即位した神武天皇で以下64代の円融天皇まで記載されています(宋史 日本伝)。この王年代紀によって、日本神話の高天原は奴国王が支配する倭国であり、「日本は古の倭の奴国」だったと認めて、それ以後の正史新唐書から日本伝一本に代わっています。
天御中主の天は海を意味し、中は奴(ナーガ)ですから、ナーガを信奉する海人族の王という意味だったのです。日本で最初の王墓が福岡市吉武高木遺跡にあります。初代から三代の王とそれぞれの妃や王子などが葬られており、王年代紀の二代目王が天村雲尊、三代目王が天八重雲尊です。天村雲尊の墓から三種の神器が出土しています。4代目から春日市須玖岡本遺跡に王宮を遷し、比恵・那珂遺跡に交易センターを作って奴国隆盛の基礎がつくられましたが、その王が天禰聞尊(あめのににぎのみこと)なのです。つまり、祖父天村雲尊から三種の神器を与えられて博多で領土拡大した王だったので、これが天孫降臨神話のもとになった史実だと分かりました。
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まだあります、16代王沫名杵尊が金印を賜った王で、列島の珍しい品物を倭人と交渉して入手するために楽浪郡からやってきた華僑の権益保護の目的で授けられたと岡田英弘「日本史の誕生」にあります。
ですから、次の伊弉諾尊が列島の海運を支配していたムナカタ海人族の姫イザナミを娶った話が国生み・神生み神話です。そして18代王素戔嗚尊(スサノヲ)が半島南部から鉄素材を独占的に入手して丹後半島の奈具岡遺跡(ナーガの丘です)などで糸魚川のヒスイを仕入れて玉造りして、交易品を奴国王に供給させたと考えています。スサノヲが倭国東北千里のタバナ国出身の倭人で新羅第四代脱解王のモデルだと推理しています。タバナ国は丹波の奴国という意味です。
多くの日本人は、天武天皇が日本書紀の編纂を命じたので、天皇の歴史書だと学校でも習っています。でも完成したのは崩御して34年後になります。当時の権力者は藤原不比等でした。皇后とされた鵜野讃良(天智天皇皇女)と組んで皇位を奪い、鵜野の孫を15歳で文武天皇に即位させ、不比等の娘宮子を妃として、藤原氏が権力を握りました。藤原氏に都合の好い律令制度も作り、不都合な日本建国時代に活躍した豪族の史実を日本神話を創って閉じ込め、人代の歴史も相当改ざんしています。
空白の4世紀の天皇や倭の五王の系譜も隠しています。そして創作した神話に基づいて神祇祭祀を独占し、各地の豪族の祖神を祀る神社の社名・祭神・由緒などを作り替えさせています。前回の富雄丸山古墳は不比等が隠した宇治天皇(うじのわきのいらつこ)の墓だと推理しています。詳細は拙ブログ「富雄丸山古墳に隠された大きな秘密?」をご参照ください。
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古事記は先に完成されたとありますが、序文にあるだけで、実は正史のどこにも記録がなく、9世紀の朝廷で日本書紀を講義していた学者多人長が突然出してきたものなのです。日本書紀が隠した真相をそれとなく暴露するための暗号書だったことが空白の世紀と倭の五王のなぞの解明で分かりました。詳しくは【刮目天の古代史】をご参照ください。突然、長々と失礼しました(^^;)
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