久しぶりに、藍場川※。午後5時過ぎ、観光地なんだけど観光客もいない。どころか地元民もまったく歩いていない。ひたすら孤独の世界。萩の至る所、いや観光地でさえ5時過ぎると人気がほとんどなくなる。普通の店もそれくらいで閉める。
孤独が好きな人、人知れず静かにしたい心境の人、あるいは世を捨てたい人なんかには、「おいでませ萩へ」でしょう。まあ、そんな人なかなかいないだろうと思うかも知れんが、日本全国でみればそれなりの人数は集まるでしょ、と思う。いい町ですよ、この町は、自虐ですけど。
※藍場川は、、江戸時代に農業用水をはじめ防火用水、川舟による物資の運搬や水害時の水はけに利用されていた人工の水路。
愚痴はこのくらいで、散歩コースでの画像です。
江戸時代の住家が残されて、一応整備されているところ。藍場川の水を引き込んで池、洗い場がある古い家が見られる。ここは駐車場が整備されているから、車で来れる。
寒いけど、春の景色。水仙がいたるところにあって、いいにおいがしているみたい。わしは鼻炎だから匂いワカリマセン!
藍場川の鯉はわしの子供の頃はいなかったけど、いまはとんでもない大きな鯉もいる。鯉を放つまでは夏前には蛍が乱舞していたらしいが、今はいない。わしにとっては蛍の方が見てうれしいのに。
その中で、我が家の太り気味スターマリィちゃんはなんの興味もない藍場川沿いをぼぼちぼち、もっさり、いつものようにお散歩。たいぎそう。最近は歩く距離が短くなった。この、おでぶちゃんが。
ここの鯉は、人間が来ると、とたんに集まってくるし、走れば、一緒に併走する。えさたくさんもらっているのでしょうね、よく肥えている。
昔、都市伝説のように、中国からの留学生がコイを取って食べていたという、まことしやかな噂があったなあ。本当はどうだろう、真偽は不明のまま。
また、明日から寒くなるらしい。乾燥もしているし、鼻炎もあるし、インフルエンザには気をつけよう。大事なときだし、去年の病気のせいで抵抗力も落ちているだろうし。
早く寝よ。