kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

仕事はさておき、本の紹介!

2010年04月06日 | 「人」の彩り
昨日、久しぶりにブログの更新を終えたので、
しばらくの間は仕事・その他のことに集中させてもらおうと
思っていたのだけれども・・
昨夜、就寝前に、ある一冊の本を読んだのがいけなかった。
感動さめやらぬ内に、簡単では有っても、
その感想は書いておかねばならない・・。

本のタイトルは“世界遺産の道 サンティアゴ巡礼道800km スペインひとり歩き”



著者は、以前にもこのブログにご登場いただいた、
“グリとグラさん”のグリさんの方。
(ちなみにグラさんは、いつもグリさんの足腰鍛練のために、
ウォークラリーなどを共にしていたパートナーで、この本の中にも
ご登場する。)

内容はと言うと、タイトル通り、サンティアゴ巡礼道800kmを
(以下、ご本人の言葉を借りて言えば・・)
『英語もフランス語も、ましてやスペイン語もろくに話せない、
シニア世代の主婦が長年の夢を叶えるために、ひとり歩きに挑んだ記録』を、
手記を元に豊富な写真も交えながら、飾らず気取らず小気味よく綴った物だ。

それでいて道中の、色んな方との出会いと別れ、そしてふれあいを通して、
読む側に時には感動を、また時には笑いを与えてくれる。
(所々に載せられてる、仲間と一緒に写ったご本人の笑顔がまたいい!)
読んでいて、いつの間にか自分も同行しているかのような気分に
させられてしまい、すべての道のりを予定の10日も早く
歩き終えた時には、思わず「フー!」とため息が漏れてしまった。

ご本人はカトリックの信者さんだが、この本のいい所は、
必要以上にその事に固執していないところ。
宗教に関係なく、シニア世代の主婦の方々にエールを贈る内容として
きっと誰もが読めるはずだ。いや、主婦に限らない。
僕のように、ちょっとお疲れモードのお父さん方にも
きっと何かやる気を起こさせてくれる本だと確信する。
(こうして、この本を紹介させてもらってるのも、その表れ?)



ところでこの本、
どう見ても、印刷製本された一冊の立派な本としか見えないと思うのだけれど、
実はこれ、ご本人がご主人の協力の元、自費出版の前準備のために
手作りで作ったというダミー本。(これにもビックリ!)
市内の本屋さんに置かれることになるのは、5月あたりの予定とか。
全編カラーで、およそ170ページ。
価格はできるだけお安くできるように只今検討中。
部数200部の予定のようだから、これは絶対早い者勝ち!

鹿児島県内外を問わず、お問合せ・購読ご希望の方は、
ぜひ、お気軽にコメントを。

“人は何かに救われながら生きている!”
そんなことを思わせてくれる一冊です。

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さてと、これでスッキリしたので、仕事にもどらねば・・

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