風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

飛び魚漁3

2008-05-10 20:30:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
自分は朝が弱い。
朝の食欲が全くなくて飯が食べれない。
でも、食べないと体が持たないと思ったので、なんとか小さい茶碗8分目くらいを食べた。
出発の寸前まで横になっていた。

この日は一応出港したが、天気もすぐれず魚もほとんど見かけなかった。
「今日はぜんぜん飛ばないなー。」
一回だけ網をおろしたが、海が荒れそうだと言う事なので、引き返す。
網があちこち穴が開いてきたと言う事で、網を岸に降ろし、網の修理。
Yシャマー(島では先輩のことをシャマーと呼ぶ)の見事な手さばきに思わずため息が出る。

夕方になり、頭痛がひどくなってきた。
USさんが、つらいなら帰っていいぞと言ってくれたので、お言葉に甘えて帰らせてもらい、家に帰ってから、バタンキュー。
OMさんの奥さんが、開口一番
「どうした?船酔いか?」
と、苦笑。

今晩は飯を食べるのがとてもつらかった。
エビフライを無理やり詰め込む。
貝汁はダシが出てとてもうまかった。


メモ描きなので分かりにくい図だが、投網手順を記した。


旗を降ろす。
次に網を降ろす。
網のヘリに付いた仕掛けまで降ろしたら、一旦離脱。
すぐに反転し、ガギで網の尻のロープを引き上げ、先頭の旗の方にもう一つの仕掛けを付ける。