12月18日(水)
トウワタ(唐綿)
キョウチクトウ科 トウワタ属
種名:クラサウィカ(curassavica)は西ドイツ諸島クラサオ島産を示している
トウワタ属:asclepiasはギリシャ神話のアスクレピオスにちなんだ名
名前の由来:外来の綿の意味 種子に付いている冠毛が綿に似ている事から
※かってトウワタが薬用に使われた為医神の名が付けられた
南米原産で日本には1842年(享保13年)に渡来する
高さ50~60㎝で細長い葉を互生する 夏に多数の赤橙色の花を咲かせる
花は深裂する5枚の赤橙色の花冠と黄色い副花冠から構成される
ツートンカラーでこった形をしている
花の後に尖った果実を付け中には多数の絹糸状の冠毛が付いた
種子が入っている
茎を折ると白い乳液が出てきますこの乳液は有毒なので要注意です
別名をmilkweedとも言う
唐綿は実から種にも特徴があります
花が落ちた後角状の果実へこの実は大きくなりながら熟して色も
灰褐色に変わります
実はさやとなり熟したさやには白い毛の付いた種がぎっしりと詰まっています
やがてさやは割れて白い線状の冠毛を付けた茶褐色の種が出来白い腺毛を
纏った種子は風に乗って飛んで行きます
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2024.12.18 トウワタ(唐綿)