花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

ツルシキミ(蔓樒)

2023-01-19 15:01:39 | 花の名前
ツルシキミ(蔓樒)
 学名:Skimia japonica var・intermedia forepens
  科名/属名:ミカン科 ミヤマシキミ属  
 和名:ツルシキミ(蔓樒) ツルミヤマシキミ(蔓深山樒)
  花ことば:寛大  開花期:4~5月  花色:白  
 
ツルシキミは日本原産で国内では北海道と本州の東北地方および
虫部地方以西の日本海側に分布し林の木陰などに自生します。


ツルシキミは樹高30∼100cm程度になるミカン科の常緑低木です。
日本では4~5月頃に花を咲かせます。
花は雌雄異株で雄花雌花どちらも枝先に散房状の円錐花序を出し
花は白色の径1cmほどの四弁花が密に付きます。


葉は互生する単葉で枝先に輪生状に集まって付き長さ4∼8㎝ほどの
倒披針状長楕円形となります。
葉の表面には光沢があり裏面には油点があります。


果実は径8~10㎜ほどの球形の核果で10月頃に赤く熟し翌4月頃まで
枝に残ります。

毒性 
 葉や果実にはアルカロイドのスキミアリンやジクタムニンなどの
 有毒成分が含まれていますので食べると痙攣を伴う中毒症状を
 引き起こしますので食べない様に注意しましょう。

ツルシキミの名前 
 別名ツルミヤマシキミ(蔓深山樒)を基本種として多雪地帯に
 対応した変種になります。
 どちらもよく似ておりますがミヤマシキミは葉が大きく茎が垂直に
 立ち上がるのに対し本種は茎の下部が地を這って伸びる為見分けられます。

また同じ名前を持つシキミと言う植物がありますが本種はミカン科の植物で
全くの別種の植物です
 
               2022.11.26 散歩で見た花   

                 GREEN PIECE  HOME 植物図鑑 庭木より

               
   花の名前は自分のお気に入りの花や樹木を色々調べて掲載しておりますが
    間違いなどありましたら教えて頂けると幸いです。





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スイ―トアリッサム

2023-01-14 14:15:25 | 花の名前
スイ―トアリッサム
学名Lobularia maritima(L)Desv・
科名/属名:アブラナ科 ニワナズナ属  
和名:ニワナズナ   別名:アリッサム アリッスム
原産地:地中海沿岸地域  花色:白 ピンク 紫など 草丈:10~20㎝

スイ―トアリッサムは地中海沿岸地域原産のアブラナ科 ニワナズナ属の多年草です。
 スイ―トアリッサムとして流通するのはニワナズナの和名を持つ
 ロブラリア・マルティス(Lobulara maritima)です。
 ロブラリア・マルティスは地中海沿岸地域の他ビスケー湾岸地域
 カナリア諸島などのマカロネシアに分布しており日当りの良い海岸の
 砂浜や砂丘などでごく一般的に見られる植物です。

 アリッサムの名前で呼ばれる事がありますがこれはスイ―トアッサムが
 以前ミヤマナズナ属(Alyssum)に分類されていた為です。
 現在はミヤマナズナ属から分離したニワナズナ属(Lobularia)に
 分類されており正確な学名での呼び名は「ロブラリア」と言う事になります。
 ただし一般的にはかっての属名が定着している為「アリッサム」というと
 多くの場合は本種と言う事になります。
※ミヤマナズナ属の植物もアリッサムの名前で流通しています。
    英名はアリッサムで花に甘い香りがある事に由来します。

 本来は多年草ですが高温多湿の環境に弱い性質で日本では夏に
 枯れてしまう事が多いため一般的には秋に種を蒔き春に花を楽しむ
 秋蒔き一年草として扱われます。  スイ―トアッサムの花期は3~6月
   ※夏を越した場合には秋にも花を咲かせます。

 花期になると茎の頂部に花序を出し小さな花を多数咲かせます。
 花は直径5mm程度の4弁花で雄蕊は6個雌蕊は1個花色は白 ピンク 紫など
 葉は長さ1・5∼2・4cm 幅1・5∼6・5mmの披針形~倒披針形で す。
 茎はよく分枝させながら草丈10~20㎝程度に成長します。
 株は地を這うように茂ります。

 耐寒性はありますが強い霜に当たらない場所が望ましいです。
 耐夏性は低く暖地では夏 の間に枯れてしまう事が多いですが
 こぼれ種でよく生えます。
 霜や雪に注意すれば良く花を咲かせ良く増えて手のかからない植物です。

花柄摘み
  切り戻した花が終わったら花茎は切り取ってください。
  花後に花姿が乱れた場合は草丈の3分の一程度の高さで切り戻します。
  脇芽が伸びて再び花を咲かせます。
                              ガーデニングの図鑑より

                                 2023.1.9 家の花
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ソヨゴ(冬青)

2023-01-12 15:23:47 | 花の名前
ソヨゴ(冬青)
  学名:llex pedunculosa
  科名/属名:モチノキ科 モチノキ属 常緑高木
  別名:フクラシバ     花ことば:先見の明

ソヨゴはモチノキ科 モチノキ属の常緑高木です。
日本では関東以西、四国や九州に自生しています。
あまり根を張らず比較的乾燥している場所でも育ちます。
生長がゆっくりなので手入れも楽なのでシンボルツリーとして好まれます。
ヨソゴは光沢のあるグリーンの葉と赤い果実が美しいのが特徴です。
果実には2~4cmの長い柄があり葉の間からぶら下がるように実ります。

ソヨゴは雄雌異株なので赤い実を付けるのは雌株です。
また雄株が近くにないとうまく結実しない事もあります。

ソヨゴの名前の由来
ソヨゴと言う和名の由来は風によってさわさわと葉擦れの音をたてる事から
「(風に)そよぐ」が変化してソヨゴとなったとされています。
樹高は3~6m程度で横に大きく枝を広げるような事もなく自然樹形で整います

ソヨゴの花はとても小さく地味な花を咲かせます。
直径5mm程度色はグリーンに近い白色です。
雄雌異株なのでそれぞれに花を咲かせます。

雄花の花は枝の先に密集するように咲くのに対して雌株の方が
花数が少ないのが特徴です。

雌株の花には2~4cm程度の長い柄があります。
花の咲く時期は5~6月で初夏の風が吹き始めた頃に葉の間に
光沢のある小さなグリーンがかった花を咲かせます。

実が赤く熟す時期は10~11月秋も深まり紅葉が始まる頃葉の間から
ちらちらと赤い実が見えるようになります。

ソヨゴの実は長い柄があるのが特徴です。

個体差がありますが
柄の長さは概ね2~4cm程度ソヨゴの実の直径は1cm足らずと小さく
柄の先にぶら下がる様に付きます。

フクラシバと言う別名の由来
ソヨゴの葉を熱すると音をたてて葉が裂ける事から付いたとされます。

                  2023.1.8 散歩で見た花 
                            LOVEGREENより

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今日も暖かな日で

2023-01-08 16:00:39 | 日記
1月8日(日)
  暖かい日が続きますが中々出かけられずブログの更新もネタ切れで💦 
  のんびり癖が抜けずダラダラと過ごしていましたが
  運動不足なので今日は午前中に歩いてスーパーに行ってきました。
    
山ぼうしの実がまだ沢山付いています。

  冬咲きヒイラギナンテンは
  実を付け始めています。

 
 この木は?です。上向きに可愛い実を付けています♡
  kojiさんに教えて頂きました。ありがとうございます!

ソヨゴ(冬青)





家の花は
 これもハボタンの一種らしいのですが名前は?
  カランコエは蕾が膨らんできました 白い花です。
  オリズルラン
  ハナキリン
 アリッサムでしょうか?
  オキザリス
  オキザリス(桃の輝き)

 
     しばらくは時々の更新になってしまうかも知れませんが
      どうぞ今年もよろしくお付き合い下さいませ m(__)m
 

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迎春

2023-01-01 00:00:00 | 日記
 
   令和5年元旦  

  


 
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