ソヨゴ(冬青)
学名:llex pedunculosa
科名/属名:モチノキ科 モチノキ属 常緑高木
別名:フクラシバ 花ことば:先見の明
ソヨゴはモチノキ科 モチノキ属の常緑高木です。
日本では関東以西、四国や九州に自生しています。
あまり根を張らず比較的乾燥している場所でも育ちます。
生長がゆっくりなので手入れも楽なのでシンボルツリーとして好まれます。
ヨソゴは光沢のあるグリーンの葉と赤い果実が美しいのが特徴です。
果実には2~4cmの長い柄があり葉の間からぶら下がるように実ります。
ソヨゴは雄雌異株なので赤い実を付けるのは雌株です。
また雄株が近くにないとうまく結実しない事もあります。
ソヨゴの名前の由来
ソヨゴと言う和名の由来は風によってさわさわと葉擦れの音をたてる事から
「(風に)そよぐ」が変化してソヨゴとなったとされています。
樹高は3~6m程度で横に大きく枝を広げるような事もなく自然樹形で整います
ソヨゴの花はとても小さく地味な花を咲かせます。
直径5mm程度色はグリーンに近い白色です。
雄雌異株なのでそれぞれに花を咲かせます。
雄花の花は枝の先に密集するように咲くのに対して雌株の方が
花数が少ないのが特徴です。
雌株の花には2~4cm程度の長い柄があります。
花の咲く時期は5~6月で初夏の風が吹き始めた頃に葉の間に
光沢のある小さなグリーンがかった花を咲かせます。
実が赤く熟す時期は10~11月秋も深まり紅葉が始まる頃葉の間から
ちらちらと赤い実が見えるようになります。
ソヨゴの実は長い柄があるのが特徴です。
個体差がありますが
柄の長さは概ね2~4cm程度ソヨゴの実の直径は1cm足らずと小さく
柄の先にぶら下がる様に付きます。
フクラシバと言う別名の由来
ソヨゴの葉を熱すると音をたてて葉が裂ける事から付いたとされます。
2023.1.8 散歩で見た花
LOVEGREENより