風小僧のつれづれ雑記帳

日々、思うことを気ままに書きます。

五月闇。

2020-06-26 20:59:52 | 日記
陰暦の五月、梅雨の頃の鬱蒼とした夜の暗さをこういうそうです。もう十年ほども昔になるでしょうか、新聞のコラムでこの言葉を知りました。和菓子の研究家で著作もある井上さんという女性が京都の相国寺で「今様」を舞われたことをコラムに書いておられました。自らも白拍子の装束で「今様」を舞うなんて、窓の外は漆黒の五月闇。梁塵秘抄の世界に憧れます。


 はらはらと 椎の雫や 五月闇     (鬼城)
コメント (2)
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