「今日も朝から素晴らしい青空ですぜよ。
ちょっと、タヌ太郎さんよ、庭へ出てきてごらんよ。」
「なんでぇ、なんでぁ朝っぱらから。あれまぁ、ほんとだ\(◎o◎)/!真っ青な青空にまぶしいお日さまがコンニチワしているぜよ(笑)。チューリップが満開だぜよ。」
「ワニ五郎さんよ、そんなツツジの上に上って、ツツジがかわいそうだぜよ。
ええっ?高い所に上ると見晴らしが良いだって?
そうかい、じゃ、おいらもベニキリシマツツジに上ってみようかな(笑)。あれまぁ~、ほんとだ、背の低いおいら達だから、少しでも高い所に上ってみると、景色が一変するぜよ。ヒバの垣根の下の所に、水仙がズラッと満開にさいているぜよ。」
「だろう、タヌ太郎さん、高いところは気持ちが良いだろう?あの水仙は昨年の秋に大家さんが庭にあった水仙の群生地を掘り起こして、あのようにヒバの垣根の下側に一列に並び植え替えたもんだぜよ(笑)。」
「シャクヤクも、随分大きくなってきましたぜよ、ワニ五郎さん。」
「うんだなぁ~、この白いチューリップ、昨年も一本だけ咲いていたが今年も咲いたなぁ~(笑)。真っ赤な深紅の芍薬に、この一本のチューリッップの白さがまた、似合うんだぜよ。あ~、芍薬ももう少しで咲きだして来るだぜよ。」