「ワニ五郎さん、今朝の6時にアチコチで花火があがりましたねぇ~。今日は運動会だったのでございますね。」
「はい、左様で。でも天気がいまいちで、今にも雨が降ってきそうなどんよりとした空で、心配しましたでさぁ~。」
「でも、どうにか大急ぎでプログラムのスケジュールを進行舌お陰で、どうにか無事に終えることができて良かったですのう。」
「10時半頃にポツリときたときゃ、もしかして本降りになるんじゃないかと思いましたが、持ちこたえましたでやんすねぇ~。」
「子供たちの日頃の行いがきっと、良かったのでございましょうよ。」
「今は本降りの雨が、屋根にあたっておりますぜよ。」
「そう云やぁ、大家さんとこのお子さんもこの小学校の卒業生ですが、或る年は雨で運動会が中断したことがあるって、おっしゃてましたよ。その年はそれで終わりだったことがあるそうで。」
「親も一年に一度の運動会ですから、お昼のお弁当にゃ心をこめて皆さん、ご用意なさっておいででやんしたのに、今年はこんな天気のあんばいで、お昼抜きでプログラムを進行なさりましたから、心中、残念でござったでござんしょうねぇ~。」
「まぁ、ワニ五郎さんのように、運動会より団子というおとうさんもいらっしゃったでしょうなぁ~(笑)。」
「それに気温が低くて、リラ冷えのようでござんしたね。よりによって、運動会の日にこう、寒くっちゃ、皆さん完全装備で応援なさってましたぜよ(笑)。」
「これは借り物競走でございますな。」
「このゲームは、親御さんのほうがハッスルなさっていて、まぁ、座っているところから飛び出すのが早いのなんのって\(◎o◎)/!」
「そうでしょう、そうでしょう。わが子が出ているとなれば、イの一番に飛び出していかれるのでしょうなぁ~(笑)。」
「それもこれも、子どもが小学校時代くらいのうちでさぁ~。中学になると、こういうふうにゃ、もう、なりませんぜよ。大体、来るな!っていうお子さんが多くなってきますからなぁ~(笑)。」