「レシピエント」って聞いたことがありますか?
元々、カタカナに弱い私ですが、全く聞いたことがありませんでした。(汗)
(あっても、全く無関心で記憶に残っていないのかもしれませんが…)
今回の経験で初めて知りました。
移植手術で臓器を提供する人を「ドナー」と呼びますが、こちらはよく耳にする言葉です。
「レシピエント」はその逆、提供される人のことを言います。
医療に携わる人には常識でしょうが、普通に生活していて耳にすることはほとんどありません。
今回、ドナーの経験をしました。
人生観が変わるかな?と期待しましたが…な〜んて無いようです。(笑)
腎臓透析の患者は約30万人、更に年間2万3千人が増えているそうです。
1人当たりの医療費は年間約500万円程度…総額1兆5千万円!?(驚)
凄い医療費です。
だからという事でもなく、単純に弟の生活の質が上がればと考えての行動でしたが…
家族と社員には大変な心配をかけてしまいました。
今日、手術から5日経って全ての管が外れました。
痛いのは当たり前ですが、徐々に楽になてきています。
弟はまだICUの中です。
私の腎臓は凄く良い仕事をしてるそうです。先生もビックリしていました。
そりゃそうです。私の腎臓ですから気合が違います。
元気になったら、2人で祝杯をあげたいと思います。
かなり制限された食生活になりますが… (笑)
ライオンズクラブのアクティビティの中に「三献」があります。
「献血」「献眼」『献腎』です。
献血・献眼は馴染みがありますが、「献腎」は中々機会がありませんね。
皆さん、国家予算がどうのこうのより、
お身内の方の生活の質がはるかに良くなる「腎臓移植」を知ってください。
今回、公表することを控えた方が良いのでは?と、アドバイスしてくれた友人もいましたが、
別に悪いことをした訳でもなく、障害者になった訳でもないので、身近な治療法になってきていることをお伝えしたくて書かせていただきました。
ご理解ください。
ただ、これからの生活には多少制限が掛かります。
「俺の酒が飲め無いのか!」的なお付き合いはご勘弁ください。(笑)
感謝