昨日は彼岸の中日。
「暑さ寒さも彼岸まで」、の言葉のとおり一気に春めいてきました。
我が家の庭にも春の花が咲き始めました。
今年は例年以上に花がたくさん咲いた岩根絞り。
紅花トキワマンサクは、木まるごと赤く染まりました。
冬の間は細い枝ばかりで枯れたように淋しかったユキヤナギも一斉に花が咲きました。
「これが私の真骨頂」と言う声が聞こえます。
クリスマスローズは相変わらず下を向いて。
植物は、下を向く花、上を向く花、といろいろです。
「みんな違ってみんないい」とは金子みすずさんの言葉。
1か月ほど前に友人からもらった、花名が不明だった小さな苗。
花が咲いたらワスレナグサだとわかりました。
年々陣地を増やす、繁殖力旺盛なハナニラも一斉に開花。
ムスカリも顔を出しました。
我が庭で一番古い住人、ツルニチニチソウも咲きだしました。
タンポポは庭の隅で遠慮気味に。
昨年と同じ場所から現れたホトケノザ。
この場所を自分の住処と決めているようです。
青空が似合うトサミズキの花も今が盛り。
シランが一斉に芽吹き、今か今かと開花の時期を窺がっているように見えます。
年々球根が増えるフリージアも間もなく開花するでしょう。
強剪定し、すっきりとさせたアーチにモッコウバラの蕾がたくさん付きました。
秋に植えて置いたチューリップも咲きだしました。
もう絶えてしまったかと思った小さなヒメリュウキンカもひっそりと姿を現しました。
「私も仲間に入れて」と言っているよう。
匂いスミレも顔を出しました。写真写り抜群です。
友人がくれた名前のわからなかった苗に花が咲きました。ネモフィラでしょうか。
シャガも咲きだしました。
庭の隅に置いた、もう使わなくなった古い植木鉢にハコベを見つけました。
「私は見逃されやすい小さな花ですが、春の花の代表と言えば私でしょ」と、小さいけれど自信満々のレジェンドです。
我が家の庭にも春爛漫の季節がやってきました。