命の破片が砕け散り
愛する人のもとへと降り注ぐ
何も知らぬ幼子は
最後の煌きへと
小さき手を振った
そう 未来見つめし子よ
その瞳 逸らしてはならない
静寂の彼方から届いた 光の涙は
いつか
貴方達への勇気ある贈り物だと
気付くだろう
月日が経ち
天は近付くが
その大きな手 伸ばしても掴めぬ
失望を知る
その時は想い出して
あの日見た 無数の綺羅星を
舞い落ちる 星の嵐に
月の悲しみを知る───
2003年 コロンビア号に捧ぐ
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