「どんぐり図鑑」に引き続き「紅葉と草の実図鑑」作りました。
DW⇒横浜市内の公園などで見られる紅葉と草の実図鑑PDFファイル.pdf
私は幼児期から横浜市内の古くからの市街地に住んでいますが、10年20年と経つうちに身の回りに普通にあった自然の草木や昆虫たちが姿を消して行く街の変化を見てきました。
そうした自然が失われること自体が環境への大きな負荷であることは言うまでもなく、「自然と共存する持続可能な社会」といった観点から、良い方向に進んでいるとは思えません。
元来「春は花見。桜だけあれば良い。」「秋は紅葉狩り。モミジ(カエデ)であれば良い。」といったものではなかったはず。春にはマンサクやコブシ、スミレも咲きます。秋もモミジ(カエデ)だけでなく、様々な草木が紅葉(黄葉)します。これらは古くから絵画や歌の題材にされてきました。
これらの様々な草木があってこそ豊かな森であり、これらの豊かな自然が、日本の文化や日本人の感性を育んできたのです。
種類数は載せられませんでしたが、そのような思いを込めて作成しました。