身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

篠原園地で押し葉標本を作ろう(その1)

2006年09月24日 23時33分24秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
次回の企画は「篠原園地で押し葉標本を作ろう!(その1)」です。

篠原園地に生育している植物の押し葉標本をつくります。
量的に多く生えているものは、持ち帰り用と篠原園地用にします。
数の少ないものについては、篠原園地用にします。

今回はその1で、標本にする植物を切り取って押すところまでを行います。

押し葉標本の作製用品を購入しますので、参加費500円でお願いいたします。



日 時:10月7日(土) 午後2時半から4時まで

場 所:篠原園地(作成場所はプール事務室)
    開始時間10分前に、プール事務室までお集まりください。

参加費:500円

定 員:10名程度

お申し込み・問い合わせ:

    代表者名と参加人数、連絡先を記入して、
    下記連絡先に前々日までにお申し込みください。

    携帯メール  ik-02-mt.co@ezweb.ne.jp (松田)
    携帯電話   090-9343-3565

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篠原池の自然観察

2006年09月24日 23時21分44秒 | 2-5.篠原池
9月23日の土曜日、予定どおり「篠原池のしぜん観察」を行いました。

前回の企画「菊名池のしぜん観察」では、菊名池で数年前までは多く見られた小魚が見られませんでした。
これに対し、今回の企画「篠原池のしぜん観察」ではまぁまぁ多い数、その小魚を捕獲することができました。

池の大きさもほぼ同じ、大きなコイがいる点も同じ菊名池と篠原池。
それがどうして、菊名池では小魚が捕獲できず、篠原池では捕獲できたのかというと…、
それはやはり、生育している水生植物の種類が違うからだということが、よりはっきりしてきました。

篠原池には、かつて菊名池にもあったようなガマの茂みがあるのです。
ガマもハスも同じ水生植物ですが、そこに住む小魚や水鳥たちに与える影響は大きく異なるようです。


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篠原池の自然観察

2006年09月21日 22時55分30秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
あさっての土曜日、23日に予定していた「篠原園地のしぜん観察」の話です。

仕事が忙しく、全然準備ができていません。
そこで今回は、「自然環境学習」というよりも、単にどんな魚がいるか採集してみるという程度で行ないたいと思います。

そのため参加費は無料、こちらではみなさんの分(ご参加いただく方の分)は用具を特に用意していきませんので、よろしくお願いいたします。

持ちものは水生生物を採集するための網やしかけ、観察用の容器などです。
集合場所・時間は 篠原池前に午後2時半です。
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ハスが菊名池を変えてしまった…。

2006年09月13日 07時58分25秒 | 2-4.菊名池
9月9日、菊名エコクラブ町なか自然教室「菊名池のしぜん観察」を行ないました。
私自身、菊名池のしぜん観察をするのは久々だったのですが、菊名池の変わりように驚いてしまいました。

一面覆ったハスのために、水の中の生きものたちまで変わってしまったようなのです。

菊名池には何年か前までは、昔から生息している小魚2種類や小エビ2種類が見られました。
ブルーギルやブラックバスも、かなり前から見られました。
これらの魚は、元々住んでいた小魚たちを食い尽くしてしまうことで有名ですね。
それでも、菊名池にはガマの茂みがあったために逃げて隠れることができたのでしょう。菊名池に元々いた小魚や小エビは、住み続けることができていたのです。

それが、ハスが現れてから変わってしまったのです。
まず、ハスが広がる勢いに負けて、ガマの茂みがなくなっていきました。
次に、ガマの茂みの中に住み着いていた、バンという水鳥がいなくなってしまいました。
そして、とうとう水の中の生きものたちまで小魚や小エビはいなくなり、ブルーギルやブラックバスに置き換わってしまったのです。

昔はガマが茂り、小魚や小エビ、そしてそれらを食べる水鳥も住み着いていて、町なかにしては豊かな生態系を形成していた菊名池。このようになってしまい、残念です。
菊名池らしい自然の再生が望まれます。

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緑、緑と言うけれど・・・(1)

2006年09月06日 13時13分50秒 | 6-2.思ったこと・考えたこと
 独り言だと思って聞いてください。ちょっと私が疑問に思ったことです。
 でも、自然や環境のことを考える参考になれば幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 自然の象徴としてよく「緑」ということばが使われるけど、なんかおかしいと思う。
 緑だったら何でも自然なのだろうか?良好な環境なのだろうか?・・・そうじゃないだろうと思うのだ。
 なぜなら緑にだって、自然の緑と自然じゃない緑があるではないか。
 昔から町に残ってる小さな雑木林の緑と、花屋(園芸店)で買ってきたガーデニングの緑と比べれば、雑木林の緑が自然の緑だということがわかるはずだ。
 花屋で売られている緑は、国内のどこかの地方で育てられたり、外国から輸入されてきたもので、昔から地域に生き続けている草木たちとは違うからだ。

 「緑」という言葉は簡単で扱いやすい。特に「緑とは~~である。」というような定義などがあるわけではない。そのため、人はそれぞれに色々なイメージを思い描く。しかし、そんな「緑」をこのまま緑の保全とか自然環境の保全に適用するのはとても危険だ。
 なぜなら、そのために「緑の保全」の名の下に、元々あった自然の緑が壊されて、自然ではない緑に置き換えられてしまうことがあるからだ。

 もし、本当に「緑」を保全しようというのならば、「緑」がなくなることによってどんな問題が生じるのか、また、どんな「緑」を守るべきなのか。・・・そういうことをきちんと手順を踏んで、検討しなければならないはずだ。
 今、そういった手順を抜かした「緑」の保全があちこちで行われている様子が見てとれる。・・・私はそのことを心配している。
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勉強しようとする姿勢・・・

2006年09月05日 16時43分09秒 | 6-2.思ったこと・考えたこと
夏ももう終わり。
日本の夏というと終戦記念日があります。
戦争を知らない人でも、原爆投下日の正午に黙祷が捧げられることは印象深いのではないかと思います。

8月の末にはNHKをはじめ、各テレビ局が戦争と平和、環境についての番組をやっていました。

特に気になったのは、NHKのある番組で各国、各世代、各立場の人々を集めた議論が行われていたのですが、この中で戦争のことを知らないのに、わかっているかのようにして意見を言う若者がいたことなんです。

そして、これは戦争に限ったことではないことに気がつきました。
環境問題に関わる議論でもわかりやすいこと、表面的なことが重視されて、本質的な議論にまで至らないのです。
具体的には、緑の保全などと言われてはいても、緑の質はあまり問われないことですね。

最近は色々なことで、表面的・象徴的な議論が多くなってきているように感じられてなりません。
あることをちゃんと考えたり実行しようとするならば、その物事のベースとなる、それまでの経緯や背景がわかっていなければダメでしょう。
せめて調べる気持ち、勉強する気持ちを大切にしたいものです。


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