身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

今年2024年のヤゴ救出について続報その3

2024年05月31日 12時45分02秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出

今年2024年は、下記のスケジュールでヤゴ救出を行ないます。

夏が終わって使われなくなったプールには、トンボが飛来して産卵するなどして、様々な生きものたちが住み着くようになります。

季節が過ぎて次の夏が来る前になると、プールの準備のためにプールの生きものたちは排水されてしまいます。生きものなのに、それは酷いのではないかと言われ行なわれるようになったのが、ヤゴ救出。全国各地で色々な団体によって行なわれています。

横浜市の公園プールでもヤゴ救出が行なわれ、今回、私の関与するヤゴ救出は以下のとおりです。

荒天の場合は中止としますが振替日はありません。小雨程度であれば決行としたいと思います。

ヤゴを捕獲する網や、持ち帰り用の容器をお持ちになり、ご参加ください。ご自宅により大きな容器をご用意いただけえれば、より多くのヤゴを飼育できます。

なお、大勢でプールの中に入るとヤゴを踏み潰してしまうので、プールに入っての採集は基本禁止です。(少人数なら可能なので、場合によってはOKにする場合があります。)

 

               記

 

綱島公園プール:2024年6月2日 午前10時~正午12時

六角橋公園プール:2024年6月2日 午後2時~午後4時

千草台公園プール:2024年6月16日 午後2時~午後4時

ヤゴ捕獲用の網や持ち帰り用の容器を持って、ご参加ください。また、お家では飼育用の容器もご用意いいただければ、多くの匹数を飼育できます。

 

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ヤゴ救出について(2024年)その1

2024年05月30日 02時28分41秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出

「ヤゴ救出」は「ヤゴ(ヤゴなどの色々な水生生物)が生息しているのにプール準備の清掃のために排水されてしまうなんて酷いのではないか。」ということで、全国的に行なわれるようになった行事です。

「プールで捕獲したヤゴは近くの池や川に逃がさなくては救助したことにならない。」とか「いや、そこにも元々生息しているヤゴなどがいるから過密になって良くない。」など、色々な意見もありますが、私は捕獲したヤゴはご自宅でトンボになってから逃がしてもらうというスタンスで行なっています。

夏が終わって使われなくなったプールには、トンボを始めとして色々な生きものたちが飛ぶなどしてやってきて生息するようになります。

むかし日本は、豊葦原瑞穂国(とよあしはらみずほのくに)、また、秋津島(あきつしま)とも呼ばれていました。これはアシが豊かに茂り稲穂の垂れる国、トンボの島という意味で、水辺の自然が豊かでイネがよく育つ様子や、こうした水辺や田畑に益虫として害虫を食べてくれるトンボが群れている様子を表しています。

私たちは今、里地里山と呼ばれる環境を壊して、その上に築かれた都市に住んでいますが、その里地里山こそが自然と共存する持続可能な社会の模範とされていることを忘れてはならないと思います。

 

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里山と生物多様性

2024年05月29日 21時35分51秒 | 新カテゴリー:6.里山環境と里山文化に関して

「里山」や「生物多様性」が話題となっています。

つい先日もTwitter(現X)で「生物多様性」がトレンドに入っていました。

横浜は既に充分に都市化されていると思うのですが、それでもまだ開発、再開発と言われています。その一方で「里山」や「生物多様性」に関心を持つ人々は、ちゃんといるのだなぁと思わされました。

里山環境と里山文化というのは、とても大切なものです。なぜなら、それらが自然環境と共存する持続可能な社会の模範、お手本と言われているからです。

2010年に愛知県で開催されたCOP10 (生物多様性条約締結国会議 第10回)で里山での生活様式が生物多様性の保全と人の暮らしとが両立するということが示され、その後、里山ブームが起きました。

私たち日本人は、古い時代から近代までの長い間、里山で暮らしてきたのですが、明治時代に西洋文化を取り入れてから、その里山環境を壊して都市を築いてきました。

里山は不毛の地でないのに、開発の上では単なる開発用地。壊して更地にしてから建設するためです。

しかし、その都市も周囲に自然環境がなくては成り立つことができません。首都や近郊の都市は、周辺の里山環境の残っている地域から水道水が取水されてきたり、田畑で育てられた農作物が運送されてくるから成り立つことができるのです。

そこで、どこもかしこも都市として発展したいと言って都市化していってしまっったら、、、。もしそうしていったなら、ここでお話ししたくないほど悲惨な予測もされています。

なので、今都市となっている地域もこれ以上の自然破壊を止めたり、自然環境を取り戻したりすうること。そして何より私たち自身が自然に帰ることのできる状態になっておく必要があると思います。

里山は、ご実家が田舎にある人にとってはもちろん、そうでない人にとっても、私たち日本人の故郷なのですから。

ヤゴ救出もそうした活動の一環。身近な自然の生きものたちとふれあう活動です。

 

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今年2024年のヤゴ救出について続報その2

2024年05月29日 10時32分32秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出

プールの管理会社に確認をとったのですが、一昨日掲載した日程で間違いありませんでした。

再度お知らせいたしますが、今年2024年に私の関与するヤゴ救出の日程は以下のとおりです。

綱島公園プール:2024年6月2日 午前10時~正午12時

六角橋公園プール:2024年6月2日 午後2時~午後4時

千草台公園プール:2024年6月16日 午後2時~午後4時

ヤゴ捕獲用の網や持ち帰り用の容器を持って、ご参加ください。また、お家では飼育用の容器もご用意いいただければ、多くの匹数を飼育できます。

 

 

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今年2024年のヤゴ救出について続報

2024年05月29日 08時34分11秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出

一昨日のヤゴ救出について、

日程に誤りがあったようで、後ほど変更させていただます。

すみません。

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今年2024年のヤゴ救出について

2024年05月26日 21時30分04秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出

3月以来ブログに新しい記事を載せていませんでしたが、今日までの間、色々なことをやってきました。渡良瀬遊水地に行き、施薬の米軍跡地に行き、ドクダミ茶やドクダミチンキを作り、クラフト素材も使ってくす玉(くす玉の起源の野草を使った薬玉)を作ったりしてきました。また、こうした活動を元に、三ツ池公園で参加者を募集し「ドクダミチンキとドクダミ茶作り」を行ない、併せて里山と野草についてのお話しもさせていただきました。

さて、お問い合わせもあったのですが、今年のヤゴ救出を今度の日曜日6月2日と行ないます。

綱島公園プール:6月2日(日) 午前10時~11時

六角橋公園プール:6月2日(日) 午後2時~4時

千草台公園プール:6月16(日) 午後2時~4時

となります。

よろしくお願いいたします。

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