旧暦には、季節を24に分けた二十四節気(にじゅうよんせっき)と、24の節気を更に3つずつに分けて、全部で72に細分化した七十二候(ななじゅうにこう)があります。
新暦(今の日付のカレンダー)では3月5日から3月19日までの15日間が啓蟄となりますが、旧暦では新暦よりも一ヵ月あまり遅い日付で、1月25日から2月10日となります。この期間をさらに三つに分けた七十二候によると
3月5日~3月9日(旧暦1月25日~1月29日):蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
3月10日~3月14日(旧暦2月1日~2月5日):桃始笑(ももはじめてさく)
3月15日~3月19日(旧暦2月6日~2月10日):菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
確かに3月4日の週は、アゲハチョウとアリを見ました。
また3月16日の上瀬谷自然観察会でも、キタテハを見ました。
今年になって、私が初めてみた昆虫たちでした。
やっと春らしい陽気になってきたなと思ったのですが、今週はまた冬の寒さになるということなので、体温調節などに気を付け、風邪をひいたりしないようにお過ごしください。
今年になって初めて見たアゲハチョウ(3月4日の週、大和市内)
今年になって初めて見たアリ(3月4日の週、大和市内)
今年になって初めて見たアリ(3月16日、横浜市瀬谷区)
そして、3月10日の三ツ池公園での田んぼの活動の時に土の中から出てきたケラ(おケラ)※
※3月10日は三ツ池公園で田んぼの活動があり、また3月3日は「早春の野草たち」をテーマに自然観察会を行ないました。これらについては改めて記事を書いていきます。