身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

カメラの故障

2018年09月06日 15時14分32秒 | 篠原園地
この夏に行なった「真夏の夜の自然探検」ですが、岸根公園と綱島公園での写真記事は載せていますが、篠原園地での報告は載せていません。
実はカメラが故障して、うまく写真が撮れなかったためです。
この時は原因がわからず対処できませんでしたが、後に電子シャッターに不具合があることがわかり、メカニカルシャッターに切り替えて撮影しています。

篠原園地での「真夏の夜の自然探検」は、例年にはない猛暑のためか、いつもの年よりも参加者が少なかったです。
ただ、篠原園地で活動を始めたころにも参加してくださったご家族から、「以前にも上の子供がお世話になり、今は高校生です。今回は下の子供を連れてきました。」と感謝のお言葉をいただきました。
また、6月に「ヤゴ救出」に参加された方のご報告として、「ヤゴがトンボになった。」と喜びの声もいただきました。

篠原園地での「真夏の夜の自然探検」については、過去に撮影した写真も使用して、また後日、報告記事を載せたいと考えています。




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日本人が自然を愛でる民族だったのは昔の話と言わざるを得ないのではないでしょうか

2018年09月06日 14時42分09秒 | その他
日本人は自然を愛でる民族だと、外国の人たちから言われてると聞きますが、そのようなこと言われて良い気になっていたら、いけないと思います。

なぜなら、はっきり言って、日本人が自然を愛でるだなんて過去の話と言わざるを得ない現状だからです。

・落ち葉が出るし見晴らしが悪いから木はいらない。切っちゃえ!
・虫・カエル・ヘビ・・・気持ち悪いからこの世からいなくなってほしい。こいつら殺虫剤でも食らえ!
・雑草、草ボーボーで汚らしい。除草剤蒔いちゃえ!
・土も汚らしいから舗装しちゃえ!
・町なかに自然や自然の生きものなんていらない!いなくなってしまえ!絶滅しちゃえ!

少なくともこれが、今の日本の人口の集中する特に都市部(市街地、町なか)での現状じゃないでしょうか。
こうした人々が多数派になっている日本。
年にたった一度だけお花見をするくらいで、普段はこのようなことを思ったり言ったり、実際にやったりしている。
このような今の日本人が、自然を愛でる民族だなんて言えるわけないと私は思います。

でも、昔の日本人はこんなこと言わなかったのです。
親の代の人たちから、そんなこと聞いた記憶ありません。
もし、そんなことを言い出そうものなら「そんなこと言うものではない。」「それは間違っているよ。」と両親をはじめ、周りの大人たちから注意されたのです。

子供のころ、自分の親や近所の農家の方から、このように聞きました。

「地面を舗装しちゃうのは本当は良くないことなんだ。なぜなら土も生きているから。」
「土の中にミミズやセミの幼虫など、いろいろな生きものたちがいるのに舗装などしたら、地表に出れらなかったり呼吸できなかったりして、死に絶えてしまうから。」
「土壌自体、目には見えない微生物が無数にいて、だから土が生きている。」
一度舗装したら、こうした微生物が死んでしまい、土が死んでしまうことになる。
舗装を取り除いても、そんな土壌が回復するためには何年もかかる。」

今これらの言葉を思い出すと、日本人が農耕民族として土をいかに大切にしてきたかがうかがえます。
こうして土の中の小さな生きものたちや落葉、里山・里地の循環を大切にしてきたのです。

「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」は人気があるけれど、その中に描かれている自然や自然の生きものたちと仲良くしようとする姿勢は、みんなどこにやってしまっているのでしょうね。

こんな日本、日本人になってしまったことをたいへん残念に思います。
こうした点を反省したいものです。
そして日本人の自然を共存してきた心を何度でもふりかえり、少しでも取り戻し、次世代へと繋いでいくことに貢献したいと考えています。

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ただいま活動準備期間です

2018年09月06日 14時37分16秒 | その他
8月は篠原園地で毎年行っている「真夏の夜の自然探検」を岸根公園と綱島公園でも行ないました。
また、三ツ池公園で「水生植物の自然観察会」を行ないました。

今月9月は活動はありませんが、10月11月の活動に備えて水面下で準備中です。
今年は三ツ池公園で「水生植物の自然観察会」を依頼されたことと、綱島公園での「ヤゴ救出」や「真夏の夜の自然探検」にお近くに住むご家族たちが参加してくださったことを契機に、今後はこれら二つの公園で新たな活動が展開していけそうです。
今はまだ準備中の段階ですが、今年の秋そして来年の初夏の活動へと、新たな活動の内容や主旨をより明確に打ち出せるようになってくると思います。

自然は大切なものです。
どんなに便利な世の中になっても、私たち人間が地球上の有機生命体である限り、自然環境がなければ生きてはいけません。
その自然を壊す一方だったり、自然と私たち人間とのつながりを断ち切ってしまったりするということばかりが行われないよう、少しでも自然を守ることに繋がり参加者の方々にも喜んでいただける活動。そのような活動をこれからも続けていくつもりです。
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