身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

6月21日(土)の活動報告

2008年06月24日 06時24分17秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
6月21日は待ちに待った「湧水のビオトープをつくろう!」の予定だったのですが、前日から100%の雨予報。
当日は朝のうち雨がパラついたものの、活動予定時間には止みました。

参加してくださるつもりだった方もいらっしゃったのですが、こんな天気だったため、開始時間にはどなたもいらっしゃいませんでした。
湧水のビオトープをつくる場所には斜面があり、雨で濡れているため、親子連れの参加者にはちょっと危険な状態だったので、この時点で中止にしようと決めました。

その代わり、別の作業を行ないました。
ビオトープ広場の入り口部分の草刈りです。
作業中、ブログに何度かコメントしてくださった”つ”さんがいらっしゃり初対面。
菊名エコクラブの活動趣旨や今後の活動予定などをお話しして、この日の活動を終わりにしました。

「湧水のビオトープをつくろう」は別の日程を設定して行なう予定です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴ヶ峰中央公園のヤゴ救出報告

2008年06月23日 19時43分10秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
6月8日は、参加者はあまりなく3名でしたが、旭区の鶴ヶ峰中央公園のプールでも「ヤゴ救出」を行ないました。

そこで今時大変珍しい水生昆虫を確認しました。
それはミズカマキリです。
私が小さい時、自宅の近くにある菊名池で1度見たことはありますが、それ以来見たことがありません。
自然の緑や水辺が少なくなっている今ではなおさら、なかなか見られない生きもののはずなのです。

プール利用の時期が終了したら、このような水生昆虫がプールに来やすいように、来年の「ヤゴ救出」に備えて環境を整えることを課題にしたいと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月24日の活動報告

2008年06月23日 19時18分31秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出

掲載するのを忘れたままでいた活動が2つほどあるので、今さらながらですが掲載します。

4月26日の活動は雨天のため時間を短縮して行なったので、バンの子育ての様子をあまりよく観察することができませんでした。
また、この日の活動で見られた生きものたちを紹介する掲示物を篠原池に掲示することに参加者の賛成が得られました。

そこで、5月の10日に「篠原池の生きもの図鑑」の貼りつけを兼ね、バンの自然観察を行なうことにしました。

この日も小雨がパラついたため、時間を短縮して行いましたが、「篠原池の生物図鑑」の貼りつけは終了し、バンの子育ても観察することができました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せっかく咲いていたのに・・・

2008年06月21日 08時58分09秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
6月17日、篠原園地にホタルブクロが咲いているのを見つけました。
ホタルブクロは山野に生育するキキョウ科の草で、ホタルの成虫が発生する6月に釣鐘状の花を咲かせます。
近年では昔からある土手の宅地化が進んで、野生のものは次第に見られなくなってきました。

昨年の今頃、篠原園地内の2ヶ所で、それぞれ2~3株が生育して花を咲かせているのを見つけました。ところがそのうち1ヶ所のものは盗掘され、もう1ヶ所のものは台風時の大雨の時に土砂とともに流されてしまい、篠原園地では1株もなくなってしまったかと思われました。

それが今年の6月17日、別のヶ所でホタルブクロが咲いているのを確認しました。
ところが、昨日の20日にその状況を確認しようと見に行ったところ、なくなってしまっていたのです。
よく見ると葉と根は残っていましたから、花の咲いている部分の茎を切って持っていったのでしょう。

私が子供のころ、土手に咲いている花を摘み取ろうとすると、親から「これはみんなが見て楽しむものだから、取ってはいけないよ。」と注意されたものです。
大人になった私が自ら判断しても、全くそのとおりです。

篠原園地は公共の緑地です。
その緑地は公園を利用する人々みんなが、篠原園地の緑とふれあい親しむためにあるのです。
そして菊名エコクラブは、それを市民ボランティアの立場から推進するために活動しています。

篠原園地にたった1株咲いていたホタルブクロ・・・。
園地内では珍しい植物だということは、誰が見てもわかるはずです。
大人が取ったのか子供がとったのかわかりません。
子供が単独で取ってしまったならまだ良いですが、
大人が取ったのだとしたら、本当にマナーが問われます。

マナーを呼びかけることを含め、
今後はこうした野草の保護にも力を入れていきたいと考えています。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギンヤンマ誕生!

2008年06月20日 21時38分06秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
ヤゴ救出に参加されたみなさん、その後ヤゴの様子はいかがですか?

私は何十匹か持ち帰ったヤゴのうち、何匹かのヤゴを部屋の中で飼育していました。
その中のギンヤンマのヤゴが他の赤トンボのヤゴを食べつくしてしまったのですが、そのギンヤンマが今日トンボになりました。

ギンヤンマは大型の美しいトンボです。
頭から胸にかけては緑から青、茶がメインの腹部は光沢があり輝いています。
翅は細かな支脈で区切られ、風を受けて飛びやすいようになっているためか、それぞれ角度がつき、まるでガラス細工のように細やかです。
ですが、この美しさを言葉で表すのはむずかしいです。

部屋の中で深さの浅い容器に入れて飼育していたのですが、そこから部屋に立てかけてあるクッションまで歩き、よじ登って羽化したようです。

朝、羽化しているのに気づき、毎年夏になるとトンボのたくさん飛ぶ近所の畑に逃がしに行きました。
羽化する姿を間近で見るのは、また来年の夏です。
ギンヤンマ君、来年の夏にまた会おう!
それまで、さようなら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日(6月21日)の活動について

2008年06月20日 18時44分27秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
明日、21日(土)は100%雨の予報ですね。

湧水のビオトープづくりということで、雨が多く、湧水量も多いこの時期に行なうことにしたのですが、本降りの雨では作業は困難です。

もし大雨でも、私自身は10時から2時までの間は篠原園地にいます。
管理人さんも交えて、部屋の中で待機しながら菊名エコクラブの活動の趣旨や今後の活動予定について、話し合いをします。

そして様子を見て今日のような小雨や通り雨ならば、雨の止むのを見計らって、できる作業を行なうつもりです。
なお、本格的な作業は、また予定を立て直します。

くわしくは下記の電話番号まで、お気軽にお問い合わせください。

090-9343-3565(松田)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月21日(土)の活動予告

2008年06月16日 06時43分41秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室


6月21日(土)は、待ちに待った「湧水のビオトープづくり」です。

一昨年の秋に許可をもらって以来、高低差の問題で実現可能かどうかが微妙なところだったのです。
実験を繰り返した結果、当初の考えていたよりも長さが短く、水量も少ないですが、湧水のピオトープができることが判明しました。

・・・というわけで、6月21日(土)は「湧水のビオトープづくり」を行ないます。
くわしくは、投稿してあるチラシをご覧ください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「篠原池の自然観察&ゴミひろい」報告(2008. 6. 7)

2008年06月10日 22時03分15秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出


6月7日(土)は、朝10時からお昼過ぎにかけて「篠原園地でヤゴ救出をしよう!」と「環境ボランティア <フキの刈り取り>を行なった後は、場所を移動し、篠原池で「篠原池で自然観察&ゴミひろい」を行ないました。

「篠原池で自然観察&ゴミひろい」は4月26日に続いて第2回目です。
前回は小雨の中決行しましたが、今回は晴れていました。
午前の活動にも参加された方々も含め、約15名の方が参加されました。

今回は、モツゴ(クチボソ)、トウヨシノボリ、ヒメダカ、スジエビのほか、前回は捕獲されなかったヌマエビも捕獲されました。
メダカは体長5㎜以下の小さな個体が何匹か捕獲されました。
またスジエビ、ヌマエビは卵を抱いている個体が確認されたほか、スジエビは体長5㎜ほどの個体が何匹か捕獲されました。

メダカに関しては、篠原池には野生のメダカとペットのヒメダカ、そしてこれらの雑種がいるようですが、ちゃんと確認が必要です。
もし野生のものが生き残っているならば、雑種やヒメダカだけになってしまわないよう対策を講じたいと考えています。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

篠原園地でのヤゴ救出後の活動

2008年06月10日 21時39分30秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室


篠原園地では「ヤゴ救出」の後に、別の活動も行ないました。

それは、園内の草刈り作業などを行う「環境ボランティア」です。
しかし、ただの草刈り作業としては行ないませんでした。

篠原園地の野外プールそばには、フキがたくさん生えている場所があります。
「ヤゴ救出」に参加された方たちから、有志を募って「フキの刈り取り」を行なったのです。

そして、そのフキは「持ち帰って料理して食べてください。」ということにしました(最初からそういう計画にしていました)。

みんな家に持ち帰って、おいしく食べたかなぁ・・・?^^



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

篠原園地の「ヤゴ救出」報告

2008年06月10日 21時30分04秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
6月7日(土)に篠原園地で「ヤゴ救出」を行ないました。

篠原園地での「ヤゴ救出」は今年で第5回となります。
今年は大人・子供含めて約20名の参加がありました。

昨年は猛暑だったため例年よりもヤゴの成長が早く、プールにほとんどヤゴが残っていませんでした。
ヤゴは一体どうなったのかというと、羽化の途中でプールの水面に落ちて死んでしまったものが多かったのです。
平らで垂直なプールの壁で羽化しようとしても、つかまりにくくて風が吹いたりすると簡単に落ちてしまうのでしょう。

そこで今年は例年よりも2週間早く「ヤゴ救出」を行うことにしたのです。
今年確認されたヤゴ(トンボの幼虫)は例年と同じく、赤トンボの仲間で、その他の種類は見つかりませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕がこのような活動をするわけ

2008年06月08日 19時17分56秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
野外プールの「ヤゴ救出」をしながら、いつも参加者にお話をしています。
それは生態系についてのお話です。

・どうしてヤゴ(トンボの幼虫)がプールにいるのでしょう?
・ヤゴはプールで何をエサにしているのでしょう?
・ではそのエサとなる生きものは、何をエサにしているのでしょう?

と質問を投げかけながら、プールに生態系が成り立っていることを理解してもらえるようにお話を進めていくのです。


これは単に理科のお勉強ということではありません。

都会は便利ですが、ビルや道路ばかりです。
そして食べるものを作る畑や田んぼなど、緑や水辺はほとんどありません。
そんな都会がどうやって成り立っているのかといえば、畑や田んぼのある地方(田舎)から食物(しょくもつ)が運ばれてきたり、やはりそのような所から水道で水が運ばれてきたりするからです。

これらのことからわかるように、都会もそのまわりに自然環境の豊かな田舎の環境があるから、成り立っていられることができるのです。

なので、都会に住んでいる私たちも「私は自然などのない都会に住んでいるから、関係ない。」などと言わずに、自然を大切にする必要があります。
そして自然を大切にするには、実際に自然とふれあいながら、自然のしくみを理解する必要があります。

だから僕は、都会に残された小さな自然で、参加者を募ってこのような活動をしているのです。
















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六角橋公園の「ヤゴ救出」報告

2008年06月08日 18時30分02秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
六角橋公園では大人・子供含めて15名ほどの参加者がありました。
ここでもポスターをご覧になって参加された方は少なく、公園を訪れたり通りを歩いている方に呼びかけて参加者を募りました。

この近くには岸根公園や篠原園地などもあり、菊名エコクラブが元々活動している地域です。
今後もこのような活動に参加を希望される方もいらっしゃいました。

見つかったヤゴの種類は、やはり赤トンボのヤゴが中心で、シオカラトンボのヤゴが2割くらいでした。
大人用のプールではギンヤンマのヤゴも数匹捕獲されましたが、死んでいるものも同じくらいの数が確認されました。
トンボになろうとしてもプールの壁ではつかまることができずに、トンボになれずに死んでしまったものと考えられます。

また、幼児用のプールではイトトンボの幼虫も確認されました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入江町公園の「ヤゴ救出」報告

2008年06月08日 18時21分00秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
今日は3ヶ所のプールを回って「ヤゴ救出」をしました。

神奈川区の入江町公園プールには、大人・子供含めて20人ほどの人が参加してくれました。
当日公園に来ていた方に参加を呼びかけて来ていただいた方がほとんどでしたが、園内に掲示してあったポスターを見て来られた方もいらっしゃいました。

参加してくれた小学生からは「今度、いつやるの?」と聞かれました。
また保護者の方からは「良い経験をさせていただいて、ありがとうございます。」とのお言葉をいただきました。
これらの言葉から、このような活動が歓迎され望まれていることを感じ、嬉しく思いました。


菊名エコクラブはいつも、港北区の篠原・菊名を中心に活動していて、入江町の方までは活動しに来ないのですが、今後もこうした声に答えられれば良いなぁと思いました。
子供たちに、緑の中の生きものや水辺の生きものと親しむ活動で、どんなことに興味があるのか、どんなことをやってみたいのかを聞いて、活動してみたいものです。


入江町で確認されたのは、赤トンボの仲間のヤゴが中心で、シオカラトンボのヤゴが2割程度でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月8日(日)のヤゴ救出 その3

2008年06月03日 21時02分05秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
6月8日(日)のヤゴ救出その3です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月8日(日)のヤゴ救出 その2

2008年06月03日 21時00分18秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
6月8日(日)の「ヤゴ救出」その2です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする