身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

カマキリの赤ちゃん誕生!(続編)

2007年03月05日 12時17分10秒 | 1-2.活動 その後
 3月4日に生まれたカマキリ(コカマキリ)の赤ちゃん。予定どおりその日のうちに、篠原園地に逃がしに行きました。

 このカマキリの赤ちゃん、最初に私の部屋のテーブルの上で発見したときはアリかと思いました。
ですが・・・「ちょっと形が違うな。アリグモ(アリに良く似たクモの一種)かな?」
   ・・・「それにしてはゾロゾロいるぞ…。」
   ・・・「あっ、これはコカマキリの子供だ!」
といった感じでコカマキリの幼虫と気がついていったのです。

 私が子供のころはカマキリは私の家や隣の家の庭、公園など、どこでも見られました。でも最近では、あまり見かけません。
 カマキリは他の昆虫を食べる肉食性です。こうした昆虫たちが潜む草原や潅木の茂みが、町からどんどんなくなってきたため、昆虫たちも昔のようにはいなくなってしまったのでしょう。

 私たちの町からどんどん緑が失われていくのは残念な限りですが、篠原園地でだけでも、こうした昆虫たちが住み続けられるよう、「菊名エコクラブ」の活動を続けていきたいと思います。

 写真は逃がす直前のカマキリの赤ちゃんです。
 今年の暮れも、またカマキリの卵のうと出会うことができますように・・・。
 
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カマキリの赤ちゃん誕生!

2007年03月04日 11時05分50秒 | 1-2.活動 その後
 今日の朝、私の部屋のテーブルの上を小さなカマキリがゾロゾロ歩いていました。

 もしや…と思い、昨年の暮れにM.K.さんが作ってくれたリースを見てみました。すると、リースに付いていたカマキリの卵から孵化が始まっていたのです。

 このカマキリの卵は12月の自然観察の時に見つけましたが、枝からポロリと落ちてしまい、それをM.K.さんがリースの飾り付けに使ったものです。この時に「きっと春になったらカマキリの赤ちゃんが生まれるね。」とみんなで話していました。

 みなさんにお見せできないのは残念ですが、カマキリの赤ちゃんは飼育がむずかしいので、今日、篠原園地に逃がしにいきます。
 特にA.T.ちゃんは、今年の抱負として「カマキリの卵のうから、小さな赤ちゃんをみたいです。」と言ってくれていました。
 写真だけ撮っておいて、次回の活動に参加されたときにお見せできるようにしておきます。
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学習花だんづくり

2007年03月01日 22時12分28秒 | 1-2.活動 その後
 まだ書いていない記事と前後してしまいますが、2月24日(土)に学習花だんづくりを行ないました。
 今回も前回参加してくれた方にしかお知らせしなかったこともあり、1家族2名の参加者がいらっしゃっただけでした。ですが、私も含めた3人で2時間かけて、写真のように花だんができました。

 この場所は、ツルニチニチソウという帰化植物が一面に生えていましたが、それらを除去し、土を耕したのです。
 いつも元気に張り切って参加してくれるH.K.君は、今回も「初めてクワを使った。」と楽しそうに進んで作業に取り組んでくれました。

 この花だんには4月に種、または苗を植える予定です。
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「菊名エコクラブ」のブログ・ホームページと活動について

2007年03月01日 11時42分38秒 | ★菊名エコクラブについて
 「菊名エコクラブ」は以前ブログではなく、ちゃんとしたホームページをつくっていました。
そこには、菊名池をはじめ、カーボン山、会下谷戸公園、篠原池、白幡池、二ッ池、三ッ池公園、港北区役所の屋上ビオトープなどの情報も載せていました。
 それは、地域の自然を山も池も川も守っていきたいという思いからでした。

 また、「菊名エコクラブ」は「横浜・池から学ぶ会」「菊名池ネイチャークラブ」と改名しながら、菊名池を中心に活動してきました。
 しかし当たり前のことではありますが、行政の管理方針によって、その公園のあり方は大きく変わってしまうものです。
 行政は上からの圧力に弱いでしょうし、小さな草の根活動を行なう小団体よりも、大きく知名度の高い団体と手を結ぼうとする傾向があります。そうでない方が特別だと考えた方が良いでしょう。

 あまり詳しくお話することは控えますが、はっきりしているのは、このブログの一番最初の記事からもわかるとおり、篠原園地を管理する神奈川県の公園管理事務所も、直接管理を行なっている環境造園さんも、私たち「菊名エコクラブ」に対して、大変友好的に関わってくれているということです。
 菊名エコクラブでは身近な自然環境と楽しくふれあうとともに、それらを大切にしていく活動を行なっています。
 こうした活動は、環境問題が大きくなっている現代では重要なはずです。
 にも関わらず、現在そのような活動ができる公園、行なっている公園は、篠原・菊名近辺では篠原園地だけなのです。

 ですので、この篠原園地という活動場所を大事にして、集中的に活動を続けていきたいと思っています。
 またそのために、ブログの内容も篠原園地を中心としたものになります。
 ホームページはただいま、つくるかつくらないかを含めて検討中です。

 そういうわけで、篠原園地を中心とした活動に移行したことに伴って、今では新たなブログを立ち上げています。
 篠原園地では、直接水や土や色々な生きものたちとふれあいながら自然に対する理解などを深め、また同時に大切にしていく活動を行なっています。
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