6月25日(土)の9時ごろ、菊名池でバンという水鳥がひなをかえしているのを確認しました。
バンはツル目クイナ科の水鳥で、菊名池でひなをかえすのは実に7年ぶりのこと。
菊名池の大半は1970年代に埋め立てられてプールと広場とになりましたが、埋め立て前に隣接した湿地に生育していたヒメガマ(水生植物の一種)が生き残り、それが少しずつ増え広がって茂みになっていきました。
このヒメガマの茂みをよりどころに、菊名池に埋め立て前の昔から生息している小エビや小魚、トンボ類などが繁殖。
こうした自然環境を好む水鳥バンが1988年から生息し始めて以来、毎年ひなをかえし子育てをしていました。
ところが1998年にハスが投入されると急激に増え広がり、2007年には池の全面を覆うまでになりました。
このために2006年にはヒメガマは菊名池から絶滅。
ハスの茂みではバンは巣作りができなくなってしまい、菊名池で16年も続けられてきたバンの子育ても2004年を最後に見られなくなっていました。
それから数えて7年目。この夏、バンの家族が戻ってきてくれました。
しかし今月12日にプールから移動してきたカルガモ親子もバンと同じ浮島の茂みを利用しており、決して以前のように住みやすい環境ではありません。
カルガモの親鳥とバンの親鳥とが、互いに威嚇し合う場面も見られました。
自然環境が良好だった頃の菊名池のように、十分な広さのヒメガマの茂みが戻ってきてくれれば良いのですが…。
それでも、バンの家族が戻ってきてくれたことは大変嬉しいことです。
1988年から16年にも渡って、毎年夏に繰り返されてきた菊名池でのバンの子育て。
2004年を最後に見られなくなっていました。
それが今日、再び菊名池で子育てをしているのを確認しました。ひなの数は6羽でした。
2004年から数えて7年ぶりのことです。
しかし以前と比べて決して生息に好適な環境とはいえません。
今月12日に同じ公園内のプールから引っ越してきたカルガモ親子と、同じ場所を利用しているからです。
昨年、菊名池では本州の平地では前例のないキンクロハジロの子育ても見られました。
これらの鳥たちが同じ場所を子育てに利用するとなると、来年もバンが繁殖してくれるかどうかは、心配なところです。
カルガモの親鳥とバンの親鳥とが互いに威嚇し合う場面も見られました。
バンの生息に好適な自然環境が回復したから、バンの家族が戻ってきてくれたということでは決してないと思います。
この狭い浮島の茂みになんとか順応して子育てを始めたと考えるのが妥当でしょう。
バンはツル目クイナ科の水鳥で、菊名池でひなをかえすのは実に7年ぶりのこと。
菊名池の大半は1970年代に埋め立てられてプールと広場とになりましたが、埋め立て前に隣接した湿地に生育していたヒメガマ(水生植物の一種)が生き残り、それが少しずつ増え広がって茂みになっていきました。
このヒメガマの茂みをよりどころに、菊名池に埋め立て前の昔から生息している小エビや小魚、トンボ類などが繁殖。
こうした自然環境を好む水鳥バンが1988年から生息し始めて以来、毎年ひなをかえし子育てをしていました。
ところが1998年にハスが投入されると急激に増え広がり、2007年には池の全面を覆うまでになりました。
このために2006年にはヒメガマは菊名池から絶滅。
ハスの茂みではバンは巣作りができなくなってしまい、菊名池で16年も続けられてきたバンの子育ても2004年を最後に見られなくなっていました。
それから数えて7年目。この夏、バンの家族が戻ってきてくれました。
しかし今月12日にプールから移動してきたカルガモ親子もバンと同じ浮島の茂みを利用しており、決して以前のように住みやすい環境ではありません。
カルガモの親鳥とバンの親鳥とが、互いに威嚇し合う場面も見られました。
自然環境が良好だった頃の菊名池のように、十分な広さのヒメガマの茂みが戻ってきてくれれば良いのですが…。
それでも、バンの家族が戻ってきてくれたことは大変嬉しいことです。
1988年から16年にも渡って、毎年夏に繰り返されてきた菊名池でのバンの子育て。
2004年を最後に見られなくなっていました。
それが今日、再び菊名池で子育てをしているのを確認しました。ひなの数は6羽でした。
2004年から数えて7年ぶりのことです。
しかし以前と比べて決して生息に好適な環境とはいえません。
今月12日に同じ公園内のプールから引っ越してきたカルガモ親子と、同じ場所を利用しているからです。
昨年、菊名池では本州の平地では前例のないキンクロハジロの子育ても見られました。
これらの鳥たちが同じ場所を子育てに利用するとなると、来年もバンが繁殖してくれるかどうかは、心配なところです。
カルガモの親鳥とバンの親鳥とが互いに威嚇し合う場面も見られました。
バンの生息に好適な自然環境が回復したから、バンの家族が戻ってきてくれたということでは決してないと思います。
この狭い浮島の茂みになんとか順応して子育てを始めたと考えるのが妥当でしょう。